変なポエム書くよりちゃんと説明したほうがいいんじゃないですか。
はい。↓って読みました?
6月25日に行われた函館マラソンにおいてですがハーフマラソンの部で誘導ミスが発覚し、これが今問題になっています。昨年も高校駅伝で誘導ミスがあり予選敗退が決まった常連校がありましたが、これに近いところがありますよね。
まあ、結論から言えばこれが問題になったのって「日本陸上競技連盟(JAAF)公認コースで世界陸連(WA)認証コース」だからなんですよね。そのうえで「トップ選手」が集まっていたからなんだと思うんです。
実際に定方駿選手がこれで公認を取り消されてしまったことが問題となっています。誤誘導は言語道断ではありますが、それ以上に問題になっていることがあります。それがここから語ることです。
フルマラソンでも問題が起きていた
実はこの問題、何もハーフマラソンだけで起きていたわけではないんですよね、むしろフルマラソンでは参加した側から問題提起がなされていました。
同大会で4位に入賞した森井勇磨選手は自身のインスタグラムを通じて「最悪の事態の函館フルマラソン」と名付けるほどひどく落胆、怒りの意思を示していました。
レース終了後には運営側に抗議を行ったものの返答も稚拙なものだったようで、森井選手の落胆のほどは大きいものだった様子。しかも、MCCという協会が運営する大会だったこと、また3月の大阪マラソンで自己ベストを出しやる気にもコンディション的にも十分だったこともあり余計にひどく落胆した様子でした。
彼もそう言っているように本来こうした誘導ミスはあってはならないことだし、また優勝タイムからかんがみるに彼の自己ベストでの走りを見せることができれば十分優勝も狙えたでしょう。
あくまでもMCCはMGCとは異なり競技の比重としては格は下がるかもしれませんが、競技者として真剣なのは変わりありません。もしこれで優勝された岡本直己選手まで参考記録にされていたら彼としてもたまったものではないはずです。
より競技として重要性が高まってきているならば運営側も真剣にやるべきでは?という森井選手の意見は至極まっとうなものでしょう。また、問題点は運営側の「姿勢」にあります。
参考記録と「なった」ことに関するプレスリリースはよりそれを顕著に示しています。
とにかく印象が悪すぎる
あまりにも簡素すぎてこちらとしても笑うしかないレベルなのですが、公式に掲載される記録を争う大会の中でこうした起きたミスに対しあまりにも簡素すぎる、素っ気なさすぎる対応には唖然とします。
選手たちにとってはこの大会にかけていた人もいるかもしれませんし、あるいはすでに運営側でもすさまじい謝罪行脚をしている方もいるかもしれません。ましてや1位の定方選手は自己ベスト更新を達成している中で、このような対応をされることにひどく失望もされているでしょう。
当人は「大人の対応」をしていますが、やり場のない怒りにさいなまれているかもしれません。
たった一つのレースですべてが変わることだってあるのがスポーツの常。すんなりと受け入れられない状況を作り出してしまった想像力のなさ、それと公での対応の稚拙さは批判されて然るべきでしょう。
というか、2005年から開催されているんですよね、この大会。
ある程度のノウハウはあったはずで、今年からの取り組みを含めたとしてもそんなにオペレーションで混乱するようなことってあったのかなと思うんですよ。
これまではお気楽であっぱらぱーでやっていても大丈夫だったのかもしれませんが、そんな考えでやっていたらいつか選手たちからも嫌われますよという話で。
課長コラムなんてわけわかんないポエム掲載する前に、オペレーションしっかりしないと選手は離れていくよという話です。まあ、これからはこんなことが起きないといいですねこれからも。しっかりしてほしいですね本当に。
まあ、これからも同じことは起きそうな気はするけど。それでは。
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