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忘れ物をしないことも大事だけど…しちゃった時の対処法がわかるとラクになる
登校拒否をきっかけに息子の発達障害が発覚。
ASD(自閉症スペクトラム)子育て中のマエリンです。
今朝、小4息子が「やべぇープリント入れを学校に忘れてきた!まいっか…」って言いました。
おいおい、しっかりしてくれよ!と思う反面、
へぇーそんなこと言える余裕が出てきたか!とも思えました。
小1の頃は先生に叱られるのが怖くて、時間割を泣きながらやってた息子が…です。
小1の頃、
・字はきれいに書かないと!
・毎日学校へ行かないと!
・先生の言うこと聞かないと!
などの思考が原因で、脳内パンク&登校拒否になりました。
もうガッチガチのギッチギチの精神状態です。
ちょっと字が歪んだくらいでも、「こんな字じゃ先生におこられる」って大泣き。
書いては消し、書いては消しを繰り返し、最終的には宿題プリントをぐちゃぐちゃに握りつぶしてチーン。
児童精神科でも言われましたが、本当に先生に叱られることが怖すぎて、極度の不安緊張状態だったんですよね。
で、進級して「失敗したら連帯責任」という担任から、「失敗したら周りを頼ろう」という担任へと先生が代わり、「学校の楽しさが少しわかってきた」と息子が言うようになりました。
小1の時は、選択肢が1つしかなかったんですよね。
たとえば忘れ物。
1年生の時は「忘れ物をしたら授業はしません」と言う先生だったので、『忘れ物をしない』しか道がありませんでした。
忘れた時は、気分的にもうこの世の終わりですよ。
それしか道がないんですから。
忘れ物をした自分だけが困るんじゃなくて、クラスメイトまで困るんですから、正直、すごくつらかったと思います。
(連帯責任をやめてくださいってお願いをしたこともありました)
小2の時は先生が選択肢を増やしてくれました。
『忘れ物はしない』
でも、忘れ物をしちゃったら『先生に借りる』
もしくは、『友達に貸してもらおう』
忘れ物をした時の対処法を教えてもらったことで、学校に行く恐怖感が激減しました。
選択肢があるって大事だなと思います。
ひとつしか道がないと思うと、それにしがみついてしまうから。
子どもの靴が窮屈になったら「新しい靴を買わなきゃね」って思えます。
新しい靴という選択肢があるから。
でも、その靴しかないと思うと、ちょっと痛くても、我慢して履かなきゃって思ってしまう。
そして、ぎゅうぎゅうに詰め込まれた指は、変形してしまいます。
登校拒否の時は、どんなに窮屈でも学校にめちゃくちゃ押し込もうとしてました。
『学校に行く』以外の道がないと思っていたから。
ぎゅうぎゅうに押し込まれた息子は、心がしんどくなった。
たくさんの『つらい』に出会ったけど、「やべぇープリント入れを学校に忘れてきた!まいっか…」と言えるほどに、息子は成長しました。
ちなみに子どもの準備って、どこまでやったか確認するの大変ですよね。
やっぱり見える化にすると、わかりやすい。
マグネットタイプの『こどもの準備ボード』を活用するといいかもしれません。
使い方は、用意できたら裏返すというシンプルなもの。
準備したものとまだ準備してないものが一目瞭然です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
過去を振り返って、
『こうしとけばよかったな』とか
『あれはやってよかったな』など
経験談をまとめてます。
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