受験英語 冠詞

冠詞は日本人にとって、最難関であると言われています。
冠詞を完璧にするのは難しいですが、受験英語で最低限知ってもらいたいことがあるので、それらを紹介します。

1.可算名詞の単数形には、冠詞や所有格などが必要ということを確認しておきましょう。
つまり、可算名詞の単数形は、何もつけず、裸のままで使うことは出来ません。
これを知らない高校生はとても多いので、ぜひ覚えておきましょう。

2.「その種類全般」や、「不特定の複数のもの」は、無冠詞複数形で表します。
冠詞なし+複数形にすることで、一般的なものを表すことが出来ます。
例えば、high school students とすると、高校生全般を指します。
the high school students とすると、「その高校生たち」の意味になり、特定の高校生を指します。

3.the と a の超基本的な使い方は、
相手と自分がお互いにどのことを指しているのかが分かるものには the を用います。
なので、話題に初めて出てきたものには the は使わず、a を用います。
これは知っている人が多いのですが、テストなどで、文に a watch とあると、次回からは、it や the watch とするべきところを、文につられるのか、そのまま a watch とする人が多いです。
英語は元々、言い換えが大事(同じ単語を繰り返さない)なので、適切に言い換えられているかをよく確認しましょう。


冠詞は学校でもあまり時間を割かれていないようで、「初めてものには a をつける」程度しか習っていないと言う人も多いです。
上の2つを知っているだけでも、減点されることが減ると思うので、ぜひ確認してみて下さいね。

いいなと思ったら応援しよう!

maeri
よろしければサポートをお願いします。 英語や髪関連のものを購入し、noteでシェアしたいと思います。