すこしでも高く売るためのワンポイントアドバイス
高級革靴を販売したいあなたへ~
どうも、まえのです。
今回は、いつもよりちょっと高めの革靴を販売するときに、忘れずやっておきたいポイントということで、手短に書いていこうと思います。
1~2分ほどで読めると思うので、サクッと最後までお付き合いください。
まず、革靴転売をやっていく中で扱う革靴には、安いものから高いものまで様々あると思います。
僕もこれまで、新品定価1万円以下の安めの革靴から、逆に新品ではなかなか買えないような革靴まで、幅広く仕入れてきました。
そんな中で、わかったポイントがあります。
もともと革靴になんてこれっぽっちも興味のなかった僕でしたが、コレを知ってからは、『革靴って思ったよりも奥が深いな~』と、思ったものです。
もったいぶらないで、そのポイントを言ってしまうと、、
高級革靴を販売するときには必ず
「ブランド独自の “モデル名” をタイトルや説明文に記載する」
ということです。
わかる方には、これだけで、「なんだ、そんなことか。」と思われると思いますが、
革靴転売の初心者の方にとっては、
「ブランド独自のモデル名って何のこと?」
と思われるかも知れません。
かつての僕がそうだったように。
基礎的な話になりますが、革靴にはストレートチップ、Uチップ、ウイングチップといったタイプ名(デザインの名称)がありますね。
これはどこのメーカーが作っている革靴も基本的には同じように呼ばれます。
一方、タイプ名ではなく、“モデル名”というのは、
メーカー側が『この革靴には○○と命名しよう』というように、個別に決めている名前のことを言います。
名前を決めることによって、個々の商品価値を更に高めているのです。
名前を決めることで、
「あのブランドの、※※モデル名※※ が欲しい!!」と思って貰えるようになりますよね。
車で例えると、「トヨタの、アルファードが欲しい!!」といった感じです。
中古車屋さんがもし仮に広告を出すにしても、
トヨタの【ミニバン】入荷しました!!!と広告を出すよりも、
トヨタの【アルファード】入荷しました!!!と出したほうが
好みにあったアルファードを探しているお客さんにはドンピシャでヒットする訳です。
当然これは、革靴でも言えるということですね。
高級革靴の場合の例を挙げると、
★ジョンロブ(JOHN LOBB)の場合、
フィリップⅡ、チャペル、ウィリアム、エドワード、ケンボーンetc.
★エドワードグリーン(EDWARD GREEN)の場合、
チェルシー、バークレー、ドーヴァー、リッチフィールドetc.
★マスターロイド(MASTER LLOYD)の場合、
ホワイトホール、バークレー、ウェルハムetc.
このように、ブランドのモデルごとに名前が付けられています。
これをうまく利用していきましょうってことです。
ちなみに、名前が付いていない場合もありますが、その時は“型番”を見てください。
リーガルの「315R」や、トリッカーズの「M2508」などが一例です。
こういったモデル名だったり、型番をしっかりと検索にヒットするようにしておくということが、革靴転売で高級革靴を扱っていく上で大事なポイントです。
安いモデルと比べて高級なモデルは、お客さんも限定したモデルを探しているケースが多々あります。
「エドワードグリーンといえば、チェルシーっしょ!!?」
という人だっているでしょう。知らんけど。
まあ、そんなイメージです。
そういったわけで、高級革靴を売っていくときには、“モデル名”をしっかりとタイトルと紹介文に明記しておきましょう!
これだけでも、回転率がグッと上がりますし、利益も跳ね上がるはずです
今お話しした内容を裏付けるデータとして、
以前販売した靴に、1,280円仕入れ▶22,000円販売というのがありました。
この時販売した靴は、マスターロイドの“ホワイトホール”というモデルで、
このモデルが1,280円仕入れ出来たことがまず仰天なんですが(笑)
もし仮に、このモデルをインソールのブランド名とデザインだけを見て、
『ロイドフットウェア + ストレートチップ』ということで出品していたとしたら、、、
おそらく落札価格は、12,000~13,000円ぐらいまで下がっていたと思います。
このことからも、モデル名を記載する重要度が分かってもらえると思います。
最後に、モデル名の調べ方ですが、
基本的には革靴の内部のライニング部分に表記されています。
モデル名が記載されていなかったら、まずは一度、型番をググってみましょう。
そうすれば何かしらヒットするでしょう。
何もヒットしない時は、モデル名が無いものとして、型番を記載しておけばOKです。
何もしないでそのまま売る ではなく、
何か売り上げを上げる付加価値はないか???
と、手元にある革靴をじっくりと吟味しながら売っていく意識を持っておけば、なかなか売れないとか、無駄に安売りをしてしまう、といったことは少なくなると思いますよ。
はい、ということでこのお話は以上になります。
初心者の方向けの内容だったとは思いますが、参考にしていただければ幸いです。
ありがとうございました。
まえのでした。