ベンチャー企業で起きていること。 たった一人の社員営業が「辞める!」と言い出した。
さてさて、昨日触れた”大変なこと”について。
外国人向けサービスを展開しているA社。
ここで起きている問題は・・・
一人しかいない営業の女の子が辞めたいと言い出したこと。
社長(33歳男性)とエンジニア(29歳男性)と営業(27歳女性)の3人の会社。
私は業務委託として営業を手伝っているけど、あくまでもフリーの立場。
あまり営業のノウハウのない会社に、目標数字の根拠や営業方法、チームでの成果の上げ方など、今まで経験してきたことをベースに伝えているところです。(文字にすると偉そうですが、ただこれまでの営業経験を生かしているだけ。結構単純な内容です。)
先週金曜に2人で飲みに行きたいと誘われ、辞めたい理由を聞きました。
そして彼女は月曜の夜社長に話し、今日また私にその報告をしてくれました。辞めたい理由は色々ですが、大体こんなこと。
・2人の男性社員に営業として信頼されている気がしない。
・会社のビジョンが曖昧。
・商品(事業)に魅力を感じない。
・社長の目線がお金のある仕事と投資家に向いている。
ちなみに、カフェや海外風飲食店にいそうな、明るいタイプの女性です。
それに対し、社長やエンジニアの言い分。
(これまで1回、彼女のいない日に飲みに行きました。で、今日も日中に彼女が辞めるという報告を20分ほど受けました。)
・営業なら論理的に考えて数字で報告をしてきてほしい。
・そもそも人数の少ない会社だから、自分で考えて動いてほしい。
・カフェやアメリカの話してる間に、アポ取りをしてほしい。
こんな感じ。どう思いますか??
私の率直な感想は・・・
それ、直接言えないの??
ということ。すぐ解決できなくても、建設的な話し合いから解決の糸口が見えるんじゃないかな、とか。そもそもたった3人なのに(しかも週1回位飲みに行ってるのに)、言えない雰囲気だったのか、とか。
私の勝手なイメージですが、ベンチャーの創業期のメンバーって見ている方向が一緒で、あーだこーだ言い合いながらも仕事を楽しんでいると思っていました。だからちょっと衝撃です。
なんか思っていたのと全然違うなーという印象でした。とは言え私も、ここまで小さな会社で働くのは初めてなので、イメージ先行になってしまってるのを自覚しながら様子見です。でも様子見といっても黙っているのもイマイチなので、↑に書いたような話は双方にしてしまいましたが。笑
結局彼女は辞める方向で進んでおり、今週中にいつまでやるかを決めるとのこと。彼女曰く、来週末か5月末。私の感想・・・「早っっ!!!」
でもまぁ、辞めると決めた会社に(しかも超少人数)来たくない気持ちはわかる。明日からどうなるものか。。。私、明日は夕方までB社に行った後、このA社に寄る予定。また報告させて頂きます。
写真は、今日その子と一緒に行った原宿のお店。「ステーキかハンバーグ食べたいです」とのリクエストがあり、人気のオシャレ定食屋?に行きました。渦中とはいえ、食欲があるのは良いことだ。では、また。