他人に悪いことをした時の心のつらさが苦手
私は、誰かと喧嘩することがほぼ無い。
どこに行っても大抵、人間関係をほどよく保つ。人当たりが良いけど自分の軸があり、他人に合わせすぎることもないぶれなさ、をよく褒めてもらってきた。
久しぶりに、自分のミスで相手に迷惑をかけたと感じた出来事があった。相手に対して、こうしてくれたらよかったのに…と思ったけど、そもそも自分のミスが無ければ問題なかったことだった。
大したことではない。起こった事実を引きずって落ち込むのではなく、「じゃあ次どうするか」を考えたらいい。と頭では理解できる。自分のミスを棚に上げて相手を批判するのは、むしろ自己嫌悪に追い打ちをかける悪手。
でも、心はなんだかイライラ、モヤモヤ、へこんでいる。
私は、「自分が他人にネガティブな影響を与えること」に対して感じるストレスが大きいようだ。慣れていない分、やったとき、心がつらい。
「自分の悪さ」は確定で、どうしようもない感じ。へこむ。自分自身はポジティブ変換が得意だろうがなんだろうが、その時相手に嫌な気分を与えたのは不変である。謝って次から改善するくらいしかない。
こういう心のつらさが苦手すぎて、生存戦略として人当たりの良さ力をつけたのかもしれない。しかし、相手の気持ちを考え関係を取り持つことを優先し、自分の不快感を見捨てがちないい子ちゃん行動もいかがなものか。
こういう時のメンタル面の対処法ってなんだろう?大抵のことは時が経つと忘れるけど、それ以外が欲しい。推しの動画を見るとか、お笑いとか、漫画に没頭するとか?
こういう時にエンタメって必要不可欠だよなぁ。ちっとも「不要不急」じゃない。タイムリーに必要。
自分が悪い奴になりたくない。否定されたくない。という気持ちが強そう。
でも誰からも嫌われないことは無理だというのは分かってきた。
誰かの反応が気になってSNSに苦手意識があった過去からすれば、今はnoteを書けている。匿名だけど。
行動しなければ批判されることも無いかもしれないが、誰かに良い影響を与えることができる可能性も無くなってしまう。そんな人生はつまらないなと思う。
もしかしたら不快にさせるかもしれないけど、すごい喜ばせる可能性があるから勇気を出して手紙を送る、みたいなリスクを取って生きていきたい。
っていい感じに締めようとしたけど、やっぱり苦手なものは苦手です。なるべく他人に不快感与えたくないし、嫌われたくないぞ。逆に心のモヤモヤを割り切れるならば、そんな人は限りなくブッダに近い。