顔を合わせない会話の大変さ

現在大学でもリモートでの集まりが多い。年上の方々との集まりでは画面をオンにして参加するように言われ、話自体も先輩方が進めていき最終的にまとめるので何も不自由を感じずにいた。

しかし、新しい企画を新しいメンバーで同い年のまだ会ったことない人達と話す場合その先輩方にお任せしていた役割を自分達でしなければならず苦労している。

具体的に言うと、初めの一言を言い出しにくい。先に人が何人か入っていても無音で待機していてなんだか空気が重苦しく感じる。
意見をはっきり言えないと気まずくなり会話が止まる。
まとめ役が立場上で決められないからふわふわした内容になる。
表情が読めないのでどんな調子で話したらいいか分からなくなる。
緊張から話し方もぎこちない。
その上、声からは相手の気持ちがダイレクトに伝わるからますます気を使う。
気まずさから守りに入り、関係が終わりへと近づく。

緊張や焦りからドキドキが止まらなくなりコミュニケーションの取り方がわからなくなる。そして何か的外れなことを言ってしまって後で後悔する。そうならないために最初は取り繕うし仕切るが、頼りないリーダーの全部のフォローはできない。そして隣にいて恥ずかしい思いをしているのが現状だ。

この、誰も自ら強い発言はしないが言葉の端々に気まずさが残る会話はとても神経を使う 
ましてやこれからのコミュニケーションにもこれが響くのかと思うと胃が痛い。

そしてなにより、このことを気にしすぎてそれぞれしないといけないことに身が入らなくなることが一番の問題だ。
仲間内で気負って結局それが足を引っ張るんじゃないかって不安が強い。

顔を見せないリモート会議で発言できない人は顔を合わせても発言できていなかったかもしれないが、早くこの空気の読み合いを脱却してスムーズに楽しく会話ができるようになって欲しい。そして、はやく対面で会いたい