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【海外記事】フォロワー獲得が史上最高に困難な時代における生存戦略2

今回もこちらの記事を読んでいきます。

前回はコロナ禍を経て時代が移り変わった中で、SNSの活用についても考え直さなければならないという問題提起がなされていました。

今回はこちらの続きを読んでいきます。

本日もよろしくお願いいたします。


1年のうちにちゃんとしたフォロワーを獲得するにはどうすれば良いのか?

よくある一貫性に関するアドバイスは煩わしいものです。しかし、もしあらゆるところでフォロワーを獲得したいなら、ほぼ毎日SNS上に顔を出さなければいけないというのは間違いです。

そのことについてはすでにご存知でしょう。ではあなたがまだ知らないであろう事実をお話していきます。

何かを支持し、同時に何かに対して反対を示す

2極化は恐ろしいものであるということは分かっています。それによって嫌われたらどうしますか?確かに嫌われるかもしれませんが、嫌われることよりももっと恐ろしいことを知っていますか?それは無関心です!あなたの目的は、人々があなたのコンテンツを見たり読んだりした際に何かを"感じる"ということにあるはずです。

当たり障りのないコンテンツはあなたを無関心にさせるでしょう。目にしたとしてもすぐにスクロールして飛ばしてしまうでしょう。

あなたが何かしらに反対の立場にいることが望ましいのです。

  • もし多様性を重んじるなら、人種差別や年齢差別、その他やっかいな差別思想に対して反対を表明してください

  • もしエコな思想を重んじるなら、汚染や無関心な消費などに対して反対を表明してください

あらゆるアクションには反対意見が存在しています。

さて、あなたがどの立場にいるのかを考えてみましょう。これは何かしらのビジネスに関連しているものである必要はありません。端的には社会的な課題などになるでしょう。それらを書き出して、あなたの周囲になぜその立場にいるのかを説明してみましょう。あなたの周囲はよりあなたと親密になり、あなたのコンテンツをシェアし、あなたの価値を実感したときにはあなたの商品を買うことにもなるでしょう。

私の例:私はサスティナブルで将来性のあるマーケティングやビジネス戦略を重視するスタンスを取っており、一時的な企業成長を志向するグロースハックに対しては反対の立場を示しています。私は可能な限りこのことについて話しており、グロースハックが注目を集めているにも関わらず、この逆張りが多くの心のないグロースハックの潮流にうんざりしているたくさんの人々と私をつなげてくれるのでした。わたしたちは同じものについて反対の立場を表明し、その中でコミュニティを形成しています。

適度なセルフプロモーションを行う

あなたのプロダクトやサービスを販売する必要があることはわかっています。しかしそれらについてノンストップに話し続けると、あなたのフォロワーをいらつかせ、潜在的な顧客までも失うことになりかねません。その代わりに以下のようなことをしてください。

  • プロモーションに関わるコンテンツは20%以下に抑える

  • 関連性や気付きのあるポストの中にCTAを織り交ぜる:例えば以下のようなもの
    「あなたのSNSチャンネルのコンテンツを良くするための3つの理由があります。(その理由を示す)これらを作る時間がないですか?それではよりSNS上での効果的なコンテンツについて知りたい人は私にDMしてください」
    この投稿には、あなたから製品を買うつもりがない人にもあなたのメッセージを届けるチャンスと鳴り、どんなコンテンツがSNS上でいいのかについてのリサーチも行えるでしょう

  • コメントの中にCTAやプロモーションを含める
    もしあるプロモーションと関係ないポストがバズったなら(ビュー数やエンゲージメントが通常より多くなったなら)あなたはその投稿のコメントにCTAを追加すると良いでしょう

私の例:私は毎週SNSに1回セールスポストを投稿していますし、最低限のプロモーションをニュースレターに入れ続けています。そのため、私の周囲ではエンゲージメントが維持され、彼らが何を私から購入したいのかについても知ることが出来ています。そのため、彼らは決してこれらを疎ましくは思ってはいないでしょう。

他ブランドや同業他社とパートナーになる

これは最も新しいフォロワーを獲得するには最も簡単で安価な手段です。

  • お互いにタグを付けあった投稿を同時に行う

  • お互いにニュースレターやSNSチャンネルの宣伝を行う

  • あなたに関係するコンテンツであれば、つねにあなたのパートナーのコンテンツを他の人に見てもらうようにする
    「あなたはSNSの効果測定についてもっと学びたいと思いませんか?Janeが今日面白い投稿をしていたので、リンクを送りますね」

私の例:私は定期的に同業他社とLinkedInのライブイベントを行っています。今月だけで2件予約しています。私はまた定期的に他のニュースレターオペレーターと相互宣伝を行っています。利益目的で、私はフォロワー構築に関する私のコースであるAudience Acceleratorを宣伝するアフェリエイトパートナーに業界トップの50%の手数料を差し出しています。

この選択肢は終りがありません。最も大きな課題は、あなたを背後で宣伝してくれる可能性のある人や起業を探すことです。もしあたながWebデザイナーやコピーライターのような、自分のサービスや製品を補完するようなサービスを提供する人を見つけたときはラッキーです。

ポッドキャストやインタビューなど、補助的なチャンネルからあなたのメインチャンネルへ誘導させる

あなたの他のチャンネルを活用して、あなたの最も重要なチャンネルへ人々を誘導させましょう。例えば私の目標はメーリングリストにフォロワーを追加することです。そのため私はことあるごとにニュースレターに自然に(例えば"これについては昔のニュースレターに書きました"などと書いたり)、もしくは文脈上問題なければ大胆に人々を誘導させています。(ただ、大胆なアプローチすることにはかなり慎重になる必要があります。)
いくつか使えるアイディアを書いておきます。

  • 特定のプラットフォームから他のプラットフォームへフォロワーを誘導させる「Xもフォローしてもらえませんか?もっと頻繁に投稿してます」

  • ニュースレーターに他のSNSプロフィールも記載しておく

  • メーリングリスト獲得のためSNSを立ち上げる

  • メールの署名を活用する(あなたの現在の連絡先やクライアントのすべてが、あなたが最も頑張りたいと思っているチャンネルについて知っているわけではないはずです)

  • 毎回のインタビューやポッドキャストで宣伝する

  • ブログで宣伝する

  • ウェブサイトで宣伝する

Pay to Play

認知度を高めるために広告を検討したことはありませんか?もしないなら、それらについて検討すべきです。検索やSNSにからニュースレターのサインアップまで様々な広告プラットフォームが存在しています。

低予算であっても、フォロワー獲得に向けて劇的な変化を起こすことが可能です。例えば、週に100ドルでも3~5時間程度のオーガニックエンゲージメントと同様の成長を得ることができるでしょう。
これはプラットフォームがオーガニックへの拡散をどのようなアルゴリズムで行っているのかや、似た顧客に対しての広告の競合がどれくらいいるのかによって価格が変動します。

知らない人のグループに入る

"羽毛がある鳥はお互いにくっついている"と言われています。彼らは本当にそうなのですが、食料を探す際や巣を創るときは別れています。

この比喩が意味するところは、あなたの専門外のソーシャルメディアグループやフォーラムに参加するということです。さらに良いのは、あなたの顧客が集まるグループに参加することです。

私の例:私は多くのFacebookやLinkedIn上のコピーライトやコンテンツライティングのグループに参加していました。それらは新たなつながりをつくるだけでなく、ビジネスの成長にすら良い影響を与えます。私が作ったコネクションから私の代理店に紹介状が送られてきます。

しかし私はまた多くのSaaSやサイバーセキュリティなどのグループにも参加しています。SaaSやサイバーセキュリティは私の事業で最も注力している分野で、それらのグループは多くの面で私を助けてくれています。そこにいたコピーライターは私だけでしたが、どうなったでしょうか?ほとんどの企業がコピーライターを必要としていました。

スパムやあからさまなセルフプロモーションを避けることは重要なことです。私は以下のような質問をして、多くのクライアントを獲得できました。

  • 「私はコピーライターで、SaaSにおけるチャーンの削減についての記事をまとめたいと考えています。あなたのやり方について教えていただけないでしょうか?最新の記事のほうで使わせていただきたいです。」
    あなたがすでに支援ができる人々とのつながりを作れるため、これは良い方法です

  • 「サイバーセキュリティについて専門外のユーザーに対して教育を行う上での最も大きなチャレンジは何ですか?」

こうするとどうなるか分かりますか?もしあなたの存在を思い出させる機会を相手に与えれば、彼らはあなたのことを忘れなくなるのです。彼らはあなたをフォローし、あなたから商品を買うことになるでしょう。

最後に

もし意気消沈してしまったら、これを思い出してください。
パンデミック後に一夜にして顧客を獲得できた人などはいません。もしそれが出来ているなら、幸運か多くのお金をかけたかのどちらかでしょう。


感想:自分のスタンスを明確にすることについてどう捉えるか

記事の中で自分のスタンス、それも「何に対して賛成で、何に対して反対か」というスタンスを明確にせよという話がありました。

この主張は自分の実感値としても確かに正しいものに思えます。現代においては、その人の発信の品質だけではなく、むしろその人の個性、歪み、偏見などを含めたキャラクターに対してフォロワーがつく時代になってきていると思います。

実際自分がYouTubeなどで好んで発信を見ている人も、その内容というよりはその人の持つキャラクター性に惹かれている部分が多くあり、今の時代はもっともっとそういった「自分のキャラクター性」を押し出すことの重要性は高まってくると思います。

一方で、個人的には何かしらの対立構造を煽るような発信を嫌うような、比較的クリーンな発信を好む傾向がある時代性もあるように考えてイタリアします。例えば「●●は認められない!」などというよく見かける発信、これらには多くのインプレッションが付き、それに対して共感するフォロワーも増えるでしょうが、そういった世間に対して波風をたてようとする発信自体を避けるような雰囲気も一方で感じる場面もあります。

ただ、突き詰めれば個人の意見の発露、すなわちキャラクターの創造にはどうしても少なからず何かしらの対立構造を生み出している側面もあるため、このあたりの器用さ、自分のキャラクターは際立つけど攻撃性が薄い、というスタンスを通していけるようなスキルがもしかしたら今後求められてくるのかなぁとも感じたりしました。


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