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私が思うコピーライターと振付師の共通点
こんにちは、ダンサーのmaekonです。
最近、気づいたことがあります。
阿部広太郎さん著
『コピーライターじゃなくても知っておきたい 心をつかむ超言葉術』
という本を二回読んでみて気づいたことです。
最初に読んだ時。
第2章「言葉の正体」のお話の中で、"ダンスの言葉"というフレーズが出てきて、自分なり"ダンスの言葉"について考えるきっかけになりました。
また、コピーライターという職業はとても愛情深くて、泥臭くて、それでいてそこに関わる多くの人を幸せにするお仕事だなぁという感想をもちました。
阿部さんの温かい人柄も相まって、広告に対するイメージも変わり、様々な広告を目にするたびにその意図を考えるように・・・
広告って面白いなぁ〜と感じる日々を送っていました。
1ヶ月後。ふと、2回目を読みたくなりました。おかわり感覚。
そして、最初に読んだ時には思いもしなかったことに気づいたのです。
振付って、コピーと一緒だ。
私がここで言う振付は、CMの役者さんやダンサーの動きであったり、MVの振付などを主に表しています。
コピーライターが言葉を使って人々にそのものの良さを伝えていくように、
振付師は身体を使ってその商品や、曲や、何か伝えたいメッセージを表現していく。
“ダンスの言葉”のひとつはまさに振付だと思いました。
コピーと振付は同じだと気づいて本を読み進めると、
面白いくらいに全ての項目が共通していると感じました。
私が特に似ていると思ったのはこの3つ。
・量からしか質は生まれない
・相手のことを徹底的に調べ上げて作る
・感動を贈ることができる
有名な振付師さんにダンサーとしてのキャリアも十分にあるケースがほとんどだと思います。自らがたくさん踊ってきたからこそ、振付の引き出しも沢山あるのは当然です。
(そう考えるとキャリアのない私には可能性がないと諦めの気持ちも芽生えそうになりましたが、これから振付を沢山踊り、自らも沢山作ることはいくらでもできるので、簡単に諦めることはやめようと思いました。)
※量からしか質は生まれないというお話は、阿部さんの書籍「待っていても、はじまらない。―潔く前に進め」の方により詳しく書かれていました。
そして、相手のことを徹底に調べ上げて作り、感動を贈ることができる点。
何の意味をもたずに振付を考える振付師はいないと思います。
全ての動きではなくとも、ポイントがあり、そのように動く理由がある。
それはその振付師の相手に対する愛情表現でもあると思います。
コピーライターと同じように、愛情深く、泥臭く、関わる人を幸せにできるお仕事。私はそう感じました。
今まで私は主に即興で動いてきて、あまり振付で踊った経験がなかったのですが、阿部さんの本を通じて振付師という職業について改めて考えるきっかけになりました。
そして、その道に向かって一歩新たに行動に移すことができました。
自分の振付に対する考えの甘さを痛感し、早速大きな壁にぶち当たりましたが、それも自分の成長に繋がると信じています。そして人にもとても恵まれました。
最後は個人的な話に話題が逸れてしまいましたが、
この本のおかげで自分の挑戦したいことに気づくことができたのでとても感謝しています。
いろんな職業の方にも自分事として考えられる要素が沢山散りばめられた本なので、とってもおすすめの一冊です。
何度も繰り返し読みたいと思います。ぜひに。
阿部広太郎さん著
『コピーライターじゃなくても知っておきたい 心をつかむ超言葉術』
ここまでお読みくださりありがとうございました。
maekon
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