サッカー人生
体を動かすことが子どもの頃から好きで、少年時代は巨人が連覇していたので、長嶋に憧れて野球ばかりしていた。しかし、冬は寒いのでよくサッカーをしていた。
中3の春に腕を骨折してギプスをしてから、サッカーばかりしていた。当時の植竹中はサッカー部が強く、あの赤き血のイレブンの永井のいた大原中と二年生主体のチームで県大会で引き分け抽選負けしたほど｡
３年生になると県大会でSFのT君は得点王になる程うまかった。その彼に年中教えてもらっていた。
大宮高校に入ると早速サッカー部に入った⚽️
するとまだ慣れていない頃、先輩が盲腸になり１年生から私が出ることになった。しかも右のウイング、FWである。とても嬉しかったのだが、張り切りすぎと動きがよく分からず、しかも先輩にばかり気を使うので疲れてしまった。
試合に出ても前半で両足を攣り動けなくなる｡とうとう体調も壊してしまい、６月に退部してしまった。初めてのスポーツの挫折は辛かった。しばらく不登校になったほどだ。
その頃、中学の友人達と植竹クラブというチームを作った｡元サッカー部も何人かいた。市のリーグに加入したが、社会人相手に結構勝ってしまい優勝争いに絡むようになった。新参者が勝つのでかなり嫌がらせもされた。でもとてもサッカーを楽しんだ時期であった。
さて、その後は大学生ではやらず教員になってから、教育委員会主催の大会によばれるようになった。当時大宮は県内で最強で決勝戦の大宮サッカー場(現NACK 5スタジアム)での試合にも補欠だが出たことがある｡
４０代は七里に住み地元のソフトボールチームに入って活動。とても強いチームで二つのリーグで優勝していた。一応レギュラーだったが毎週日曜日に出ることはつらく退団した。しばらくすると、友人からサッカーの誘いがあり入ったが、すぐに膝を痛め肉離れも起こした。その後は県シニアリーグの５０代、その後６０代と続いている。下の写真は、前回市長選後の６月のさいたま市シニアスポーツ大会で選手宣誓する前島、相手は清水市長。彼は驚いていた。
山田暢久さんとの出会いは、上落合小学校にいる時、組合のフットサル大会に出場するため体育館の空いている木曜日の夜、教員で練習していたことに始まる。見事、上落合小チームは優勝することができたが、その後、みな忙しく参加者がいなくなってしまった。そこで、子ども達や保護者に声をかけて続けていた。
そんな時、山田暢久さんの息子樹生君に声をかけたところ参加してくるようになった。ある時「お父さんに来るように言って」といったところ、ある日突然来てくれた。オフだったこともあり何度か来てくれたが、子ども達も保護者も大喜びで、写真を撮ったりサインをもらったりしていた。その後、大胆にも「飲みに行きませんか」と誘うと快く応じてくれた。
そんな時、３．１１東日本大震災が起きた。スーパーアリーナに避難していた双葉町の子ども達を何とかしたくて毎日アリーナに出かけ、県の職員に「学校の本を提供したい」「遊び道具を提供したい」と頼んだが受け入れてもらえなかった。校長に「校庭を開放して遊ばせたい」というと「学校としてはできないが、前島さん個人には貸せる」と言ってくれた。PTA役員や野球・サッカー少年団・ミニバスケットなどの方々も全面的に応援してくれ、２６（土）２７日）の二日間、校庭と体育館を開放して遊ばせることができた。私は31日を最後に上落合小学校から木崎小学校に異動した。
その時、レッズはバスを用意して子ども達をレッズランドに運び遊ばせたが、山田暢久さんは私の呼びかけに応えてこちらに来てくれた。しかもレッズのＴシャツやタオルなどグッズもたくさん持参してくれた。
私はもともとチームとしてはアルディージャを応援していたが、現在はレッズも応援している。余談になるが、駒場・埼スタ・ＮＡＣＫそれぞれ行ってはいるが、家から近いことやフィールドに近い席で見られることもあり、ＮＡＣＫに行くことが一番多いかもしれない。いい席が取れないときは上からビールを飲みながら眺めるのは最高の気分である。しかしながら今年のアルディージャは少々心配である。。。
ところで、レッズの山田暢久さんとはその後も時々飲む仲間になってしまった。今では彼の息子とも飲めるようになったし、奥様とも時々話をすることがある。そんなこんなで今回の市長選挙で応援をお願いしたところ快く応じてくださった。チラシにメッセージを送ってくれたばかりか、私とボールをけりながらの対談や応援の言葉まで語ってくれた。（YouTubeの前島ひでおチャンネル）本当に感謝している。
現在、神奈川社会人１部リーグ、イトゥアーノFC横浜の監督として指揮を執る山田暢久さん。実は昨年選手が足りずにゲームに出たそうだ。１６日の開幕戦は５－０で勝利。選挙が終わったらぜひ応援に行きたいものだ。
（文 前島ひでお）