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#2 東京27選挙区と黒崎祐一のご縁



憧れの“メイナカ”に通った中高6年間

こんにちは、鞄乃だいふくです。

今回は黒崎と中野区全域+杉並東部との関わりについてお話ししていきたいと思います。

■東京27選挙区の誕生、そしてチャンスが…

港区で区議会議員をしていた黒崎が国政を目指そうと決意したのは、2期目の当選を果たして、区議生活を送っていたときのことでした。

いわゆる1票の格差問題「10増10減」により、衆議院小選挙区の区割が変更されることになり、東京や神奈川などでは選挙区が増える一方で、宮城や新潟などの県では減ることになったのです。
それは、東京での選挙区が5つ増えるということ。つまり、新しく立候補できる人が増えるチャンスが巡ってきたのです。

そこで、「ここで手を上げなければ一生後悔する!」と決意し、3期目の公認を返上。
国政に挑戦する意思表示をしたのです。

■目の前にやってきた“東京27選挙区”

その時、目の前にやってきたのが、東京27選挙区。
つまり「中野区全域+杉並区東部」の公募でした。

そう、この地域といえば!!!

“メイナカ”こと、明治大学付属中野中学校・高等学校がある土地

黒崎が中高6年間通い続けた思い出深い地域です。

ラグビー高校日本代表ウェールズ遠征の時の黒崎少年

ここでラグビーと出会い、ラグビーに明け暮れた日々が今の黒崎を作っています。つまり、中野との地縁がなければ、今の黒崎がないといっても過言ではありません。

ところで、なぜ、メイナカを志望校選び、ラグビーを始めたのでしょう?
ちょっと聞いてみたいと思いませんか!?

実はスポーツが苦手な少年だった!?

小学生時代はスポーツが苦手なおばあちゃん子でした

■メイナカを受験した理由とは?

だいふく「ところで、黒崎さん、なんでメイナカを志望校にしたの? 家から中野までってけっこう距離あるし、東京っていろんな学校があるじゃない?」

黒崎「小学5年生の時に、テレビでたまたまラグビー早明戦(早稲田大学と明治大学の間で行われる対抗戦を早明戦という。特に、ラグビー早明戦とは、関東大学ラグビー対抗戦グループ最終戦をさす)っていうものを見たんだよ。この試合は12月の第1週に国立競技場でやってるんだ」

だいふく「へえ。でも、小学生がラグビーの試合をテレビで見るって珍しくない?」

黒崎「親がラグビーをやっていたので、ラグビーの試合をテレビで見るというのは、普通のことだったんだよね。
で、紫と白のジャージを着たラガーマンが、スクラムを組んで、ぐりぐりぐりぐりとボールを持って押していく姿を見て、かっこいいなーと思ったんだ。そして、そこの場に僕は立ちたいなと思ったんだ」

だいふく「なるほど! ラグビー早明戦で戦うラガーマンの姿を見て、明治大学とラグビーの両方に憧れたんだね」

黒崎「そういうこと! 実はさ、ここだけの話なんだけど…。小学校の頃はサッカーをやってたんだよ。野球もやってたな。でも、へたくそでね。全く上手にならなかったんだ」

■スポーツは苦手だった小学生時代

だいふく「ふふふ。知ってるよ。実は不器用なタイプだもんね。だから、努力してもついていくのがやっとだったよね」

黒崎「やっぱり見てた?」

だいふく「そりゃね、もちろんだよ。体が大きいから、さぞかし運動が得意でしょって見られるんだけど、実はそうじゃなかったよね」

黒崎「うん。ラグビーに出会うまではスポーツはむしろコンプレックスだったよ」

だいふく「人一倍体格が良かったから、まわりからは、活発そうに見られちゃうんだよね。でも、実際はそうじゃないから、悔しい思いをしたこともあったね」

ちなみに、小学6年生の時点で、なんと、身長は165cm、体重は65kgもありました。
まわりからは「ジャンボ」と呼ばれ、ランドセルは背負うことができずに、常に片方の肩で背負っていたのです。
そんなジャンボ黒崎少年は、ラグビーに出会うまで、スポーツに対して苦手意識がありました。そのため、小学生の頃には「百人一首クラブ」に入ったことも…。

でも、ラグビー早明戦を見て、「かっこいい!」と思ったことで、メイナカを志望校とし、「紫紺のジャージを着るんだ」と情熱を持って、受験勉強に邁進したのです。

そして晴れてメイナカに合格。
「いつかラグビー早明戦に出て勝利を掴むんだ」という夢に向かって、ラグビー部の門を叩きました。

そんなラグビーづくしだった中高校生生活を過ごした中野の土地

そこに戻ってきたのは、2023年の春のことでした。

今度は、「国政に挑戦するぞ!」という、熱い夢を胸に抱いて…。

港区の家を売って国政に挑戦!


事務所で休憩中のひとこま。大好きな和菓子でおやつタイム

■ご縁の深い土地にカムバック!

国政に挑戦する決意を固めたのは2期目の途中。それまでは、普通の民間人、そして地方議員でした。

当然、潤沢な資金などありません。そのため、サラリーマン時代に35年ローンで購入したマンションを売って、この土地に引っ越してきたのです。

4月7日に選挙区支部長に選任された後、ゴールデンウィークに新天地で家と事務所を探し周り、5月25日に事務所を契約。6月8日に事務所開きをして15日から駅に立つ活動を始めました。
その間にもポスターやチラシを作り、事務所内の整備をするなどバタバタと慌ただしく、事務所の体制を整えていきました。

そこから約1年強が経ったわけですが、大人になって再会した“中野区全域と杉並区東部”について、どのような街だという印象を受けているのか聞いてみましょう。

黒崎「東京27選挙区から出馬できると決まった時、まさにご縁だなと思ったよ。中高6年間を過ごした思い出深い街に『戻ってきたぞ!』ってね」

だいふく「古い町並みが残っている地域だから、老舗の和菓子屋さんなどもあって、黒崎さんにとっては胃袋もくすぐるね! そんなところも嬉しいんじゃない?」

黒崎「バレた!? 地域を回るときには、和菓子屋さん巡りも密かに楽しみにしてるんだよね。もちろん、気になるのは和菓子屋さんだけじゃないよ。
街ウォッチングも楽しんでる。このあたりは戦火から逃れたから、農地や古い建物なども残ってるんだよね。
特に杉並区はトラディショナルな文化を重んじるような雰囲気があるなぁと感じるよね。反面、中野区は若い人たちがなじみやすい場所。いろんな表情を見せてくれるのが面白いと思ってるんだ」

■この土地がよりよく生まれ変わっていくお役に立ちたい!

だいふく「都心の新宿から近い住宅地だから、いろんな文化が入り混じっているんだろうね」

黒崎「そうなんだ。特に、いま、中野駅周辺では100年に1度の大開発が行われているんだよ。中野区は15平方kmに34万人の住民がいる人口密度の高い土地。サンモールやブロードウェイ周辺は風情があって好きな方が多いよね。
でも、あそこで火事が起こったらということを考えると、安全面に不安があるでしょう?」

だいふく「確かに…。今まであまり考えたことがなかったけど、道も細くて入り組んでるよね」

黒崎「実は、去年の年末に高円寺駅付近で火事が起きたんだけど、その際にお一人の方がなくなってしまったんだ。
一方通行だらけの細い道に消防車が入れず、消防車が出会い頭になってしまって消火が遅れたことも原因の1つだと言われている。とても痛ましいことで、今でも振り返って何とかできなかったのかなと考え込んでいるんだ」

だいふく「ほんとにつらい事故だったよね。黒崎さんは、どうにかして防げたんじゃないかと、ずっと気にかかっているんだね」

黒崎「うん。こういった痛ましい事故が二度と起こらないよう、安全・安心して暮らせる地域整備をしていきたいんだ」

だいふく「大人になって改めてこの地域を見つめてみたら、色々とより良い方向に変えていける可能性が見えてきたんだね」

黒崎「そうなんだ。ここに住み、暮らしている皆さんの権利を守りつつ、地価を上げていくようなやり方を進めて、この土地がよりよく生まれ変わっていくといいな、そのために、お役に立ちたいなと強く思うよ。
なんてったって、ここは、僕がラグビーと出会い、人生が大きく変わった中高生を過ごした思い出深い土地だからね」

だいふく「ふふふ。これから一緒に、地域を回って、皆さんとご縁を結んでいくことが楽しみになるね。
ところで、これからも当然、和菓子屋さん巡りもするんだよね?」

黒崎「もちろん! 和菓子屋巡りはライフワークだからね!」

というわけで、今回はこの辺でおしまいにしましょうか。
甘いお菓子の話題が出てきたら、ちょっと小腹が空いてきてしまったもので…。

東京27選挙区と黒崎のご縁について、鞄乃だいふくが執筆しました!

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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