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アメリカ横断引越し日記 1日目 Durham NCからMarion NC

2010年8月20日金曜日 晴れ

今日でDurhamは最後であった。Penske(注1)を借りに行くのに道に迷い、偶然2003年にDuke(注2)見学に来たときに泊まったモーテルの横を通った。
なんたる偶然か、1年Durhamにいて一度も来なかったし、どこにあるのかも分からなかったのが、最後の最後に見つかった。不思議なものだった。

Penskeは結局150ドルの保険に入ることになり、1450ドルもかかってしまった。とんだ出費だ。

Penskeのトラックはでかすぎ。こんなの運転できない。Accord(注3)を連結したら異常に長くなるし、カーブを曲がりきれるのだろうか?
必死の思いで何とかアパートにたどり着くも、AccordはParkingにギアをいれっぱなし、ハンドブレーキまでかけてしまい、アパートについたら焦げ臭い臭いがぷんぷんしていた。車が壊れなかったか心配だ。

引越し荷物を一人で積み込むはきつかった。何を思ったのか、朝早く目が覚めたので筋トレをしてしまったのだ。
途中で握力がなくなってくるし、腰が痛くなってくるし、散々だった。筋トレなんてしなければよかった。
なんとか荷物の積み込みが終わったのが15時30分だった。トラックは空きだらけ。
こんなでかい必要はまったくなかった(注4)。U-Haul(注5)を引っ張るのにすればよかったと後悔。
こんなでかい車では移動するのが大変だ。

アパートの管理室に鍵とカードを返し、メールだけチェックしてから出発。
まずは腹ごしらえで、近所のバーガーキングでワッパーのセットにワッパーを一つつけて食べた。満足に食事にありつけるか分からないので食いだめだ。
そうこうするうちに16時を回っていた。

I-40(注6)に出るまでに85-501(注7)が大渋滞。I-40も車が多すぎて渋滞。ほとんど止まるような状態になるのが何度もあった。
運転は思ったよりも早く慣れそうだが、腰が痛い。
ガソリンを相当食いそうなトラックだ。いったいいくらガソリン代に消えることやら。

結局Ashevilleにも着かないうちに暗くなり、Marionという町のSuper 8(注8)で泊まることに。
ネットができるのが良いが、73ドルもした。
今日は散財した。


(注1)引っ越しのトラックの会社。ペンスキーとよむ。U-Haulと並ぶ存在。アメリカ人は自分でPenskeかU-Haulを借りて引っ越しをする。

www.pensketruckrental.comより画像引用 16フィートトラック

(注2)Duke University。バスケットが強い。私はここのLaw Schoolに留学していた(メイン画像の建物)。ノースカロライナ州ダーラムにある。
日本では有名ではないですが、アメリカでは有名な名門大学です(一応宣伝)。
以下は、アメリカの大学ランキングで有名なUS Newsのロースクールランキングです。Dukeは11位。Top Tierの14校は私の頃から変わりません。

https://www.usnews.com/best-graduate-schools/top-law-schools/law-rankings

(注3)ホンダのセダンタイプの車。2000年製の中古車。ジャカルタ駐在時代の社有車が2000年のAccordで色違いでした。

(注4)本当は12フィートにしたかったのですが、16フィートじゃないと乗用車を牽引できないと言われて無意味に巨大になった。
どれだけでかいかは、Penskeサイトの動画を見ていただければ。


(注5)  Penskeの競合先。U-Haulの方が会社規模は大きい。たぶん比較してPensukeの方が安かったから選んだのだろうと思う。

(注6)  Interstate 40の略。日本でいうと国道40号線という言い方になる。州と州をまたぐのでInterstateとつく。州間道路と訳すべきか。ノースカロライナ州とカリフォルニア州をまっすぐ東西に結ぶ総延長2600マイルの道。

(注7)I-85と州道501号のことだと思われる。

(注8)Super8はモーテルのチェーン。アメリカは国道沿いにモーテルがいっぱい立っており、空き部屋があるとVacancyと表示してくれる。とても便利。
大抵は平屋または2階建ての簡素な建物。
駐車場がでかいため、車をけん引しているトラックでも入りやすいことが多い。この時はMarionという町のSuper8に泊まった。


Marion City庁舎の写真 Official Websiteより www.marionnc.org 


To be continued.


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