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バンドン生活 ささやかな一日【贅沢な日】

バンドンに来て1年たち、寮や大学院の生活にも慣れ、生活のリズムができています。
今回はいくつかある生活パターンの中で、贅沢な一日質素な一日について、くわしく書いてみたいと思います。
贅沢か質素かの違いは単純で、お金がかかるかかからないかの違いだけです。

贅沢な一日

授業がない日は朝走る。

朝7:00頃はとても混んでいる。学生は無料だからか?
日中は暑いので誰も走らない

シャワーをあびてから、近所の屋台でおかゆを食べる。

8000~10,000ルピア(80~100円)


コーヒーを淹れ、2、3時間ほどメールのチェック、Noteの記事書き、資料読みをする。

グラブをよびバイクでショッピングモールに向かう。

ここからささやかな贅沢が始まります。

(1)Paris Van Java

- まずはモール内のレストランで早めの昼ごはんを食べる(しゃぶ里KINTAN、丸亀UDON、牛角、帝王鴨(The Duck King)、ペッパーランチのどれか)
- 入居している店舗の顔ぶれと、売っているものを確認する。
- 映画館で上映中の映画のタイトルを確認する。
- 屋上にあがり散策。

Paris Van Javaについては昔記事にしているのでご興味のある方はどうぞ。

Paris Van Java のトイレは気持ちの良い空間。トイレはここで済ましておきたい。

池には鯉が泳いでいる

腹ごなしも兼ね、1キロの距離をゆっくり歩きながらマッサージに向かう。

(2)タイ式マッサージ

Thai Premier Spaというタイ式マッサージ屋があり、そこでTraditional Thai Massageを受ける。
なぜかいつも30%引きだ。

技術は確かなマッサージ屋で、わたしはマッサージというよりはストレッチをしてもらうために利用している。

90分で21万ルピア(2100円)

そこから50メートルほど大通り沿いを歩く。

(3)ラーメン38に行く

ここはジャカルタのブロックMをはじめあちこちに店舗があるラーメン屋で、わたしにとっては懐かしの味。
20年前は今みたいにたくさんラーメン屋がなかったので、ここの素朴な醤油ラーメンをよく食べていた。ブロックM店では昔裏メニューで豚肉餃子もあったのだ。

今では堂々と豚肉餃子を売っているし、ラーメンの種類が増え豚骨ラーメンまである。時代はどんどん変わっている。

わたしは豚肉餃子とビールを注文し、平日の明るいうちから飲み始める。
最初は働いている人たちに申し訳ないという気持ちもあったが、今ではすっかりなくなってしまった。

月に1度のささやかな贅沢なので、どうかご勘弁いただきたい。

ちなみにバンドン店の女店長(インドネシア人)は、ここに移ってくる前はブロックM店で勤務していた人だ。

ビール大瓶2本ほど飲み、少しほろ酔いになりながら、夕暮れ時の道を歩く。100メートルほどあるくと、日本食スーパー「パパイヤ」が見えてくる。

(4)日本食スーパーパパイヤに行く

パパイヤは昔から日本人がお世話になっているスーパーで、今では日本人客はおらず、ほぼ全員インドネシア人客になるほど地元に浸透した。ジャカルタもインドネシア人だらけになっていた。
クラスメイトは全員パパイヤのことは知っているし、「あそこは高級スーパーでよい品質のものが手に入る」という認識を持っている。
とても成功している会社だ。
市原社長さすがでございます。

ほしいものはたくさんあるが、わたしはぐっとこらえ、刺身コーナーに行くと並んでいる刺身のパックの中で、ベストのパックを選ぶ。

わたしが刺身をじっと見ていると、インドネシア人たちは買いもしないのに、マグロのパックを指で押して、マグロの感触を確かめたりしている。
客層を広げていけば、そういう客も呼び寄せてしまうし、彼らもそのうちやらなくなることを願う。

そうこうしながら、わたしは今日の刺身を一つ選ぶとレジに行き会計をする。

そしてグラブを呼び寮に帰ってくる。

(5)寮にて晩酌

寮に戻ると、冷蔵庫で冷やしておいた日本酒のワンカップを取り出してきて、刺身を食べながらちびちびと飲む。

岩手の銘酒、むかし盛岡を旅したとき酒蔵見学しました。

シャワーをあび、歯磨きをする。

今日もありがとうございましたと感謝しながら寝る。

質素な日は別の記事にしたいと思います。

贅沢な日の費用明細:
朝食:10,000ルピア
昼食:200,000ルピア
タイマッサージ:210,000
飲み代:300,000ルピア
刺身代:50,000ルピア
交通費:20,000ルピア
合計:790,000ルピア(7,900円)

質素な日はこちらから





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