バンドン生活 ささやかな一日【贅沢な日】
バンドンに来て1年たち、寮や大学院の生活にも慣れ、生活のリズムができています。
今回はいくつかある生活パターンの中で、贅沢な一日と質素な一日について、くわしく書いてみたいと思います。
贅沢か質素かの違いは単純で、お金がかかるかかからないかの違いだけです。
贅沢な一日
授業がない日は朝走る。
シャワーをあびてから、近所の屋台でおかゆを食べる。
コーヒーを淹れ、2、3時間ほどメールのチェック、Noteの記事書き、資料読みをする。
グラブをよびバイクでショッピングモールに向かう。
ここからささやかな贅沢が始まります。
(1)Paris Van Java
- まずはモール内のレストランで早めの昼ごはんを食べる(しゃぶ里KINTAN、丸亀UDON、牛角、帝王鴨(The Duck King)、ペッパーランチのどれか)
- 入居している店舗の顔ぶれと、売っているものを確認する。
- 映画館で上映中の映画のタイトルを確認する。
- 屋上にあがり散策。
Paris Van Javaについては昔記事にしているのでご興味のある方はどうぞ。
Paris Van Java のトイレは気持ちの良い空間。トイレはここで済ましておきたい。
腹ごなしも兼ね、1キロの距離をゆっくり歩きながらマッサージに向かう。
(2)タイ式マッサージ
Thai Premier Spaというタイ式マッサージ屋があり、そこでTraditional Thai Massageを受ける。
なぜかいつも30%引きだ。
技術は確かなマッサージ屋で、わたしはマッサージというよりはストレッチをしてもらうために利用している。
そこから50メートルほど大通り沿いを歩く。
(3)ラーメン38に行く
ここはジャカルタのブロックMをはじめあちこちに店舗があるラーメン屋で、わたしにとっては懐かしの味。
20年前は今みたいにたくさんラーメン屋がなかったので、ここの素朴な醤油ラーメンをよく食べていた。ブロックM店では昔裏メニューで豚肉餃子もあったのだ。
今では堂々と豚肉餃子を売っているし、ラーメンの種類が増え豚骨ラーメンまである。時代はどんどん変わっている。
わたしは豚肉餃子とビールを注文し、平日の明るいうちから飲み始める。
最初は働いている人たちに申し訳ないという気持ちもあったが、今ではすっかりなくなってしまった。
月に1度のささやかな贅沢なので、どうかご勘弁いただきたい。
ちなみにバンドン店の女店長(インドネシア人)は、ここに移ってくる前はブロックM店で勤務していた人だ。
ビール大瓶2本ほど飲み、少しほろ酔いになりながら、夕暮れ時の道を歩く。100メートルほどあるくと、日本食スーパー「パパイヤ」が見えてくる。
(4)日本食スーパーパパイヤに行く
パパイヤは昔から日本人がお世話になっているスーパーで、今では日本人客はおらず、ほぼ全員インドネシア人客になるほど地元に浸透した。ジャカルタもインドネシア人だらけになっていた。
クラスメイトは全員パパイヤのことは知っているし、「あそこは高級スーパーでよい品質のものが手に入る」という認識を持っている。
とても成功している会社だ。
市原社長さすがでございます。
ほしいものはたくさんあるが、わたしはぐっとこらえ、刺身コーナーに行くと並んでいる刺身のパックの中で、ベストのパックを選ぶ。
わたしが刺身をじっと見ていると、インドネシア人たちは買いもしないのに、マグロのパックを指で押して、マグロの感触を確かめたりしている。
客層を広げていけば、そういう客も呼び寄せてしまうし、彼らもそのうちやらなくなることを願う。
そうこうしながら、わたしは今日の刺身を一つ選ぶとレジに行き会計をする。
そしてグラブを呼び寮に帰ってくる。
(5)寮にて晩酌
寮に戻ると、冷蔵庫で冷やしておいた日本酒のワンカップを取り出してきて、刺身を食べながらちびちびと飲む。
シャワーをあび、歯磨きをする。
今日もありがとうございましたと感謝しながら寝る。
質素な日は別の記事にしたいと思います。
質素な日はこちらから