ジャカルタの空港からバンドンの大学寮まで、タクシー+新幹線+グラブで移動する
以前運転手付きレンタカーでの移動について記事にしましたが、今回は別の移動手段を取りました。
タクシーと新幹線を使います。
空港を出たのが10:30、寮に着いたのが13:15ですので、2時間45分で着きました。最高記録更新です。
かかったお金も全部で540,000ルピア(5400円)なのでおすすめの方法です。
スカルノハッタ国際空港でブルーバードタクシーに乗る
Taxiという表示が出ているので、表示に従ってそのまま進めば大丈夫かと思います。
わたしは今回国内線の移動ですので、国際線は違うかもしれません。(2024年5月追記:第2ターミナルも国際線の発着する第3ターミナルも同じでした)
途中リムジンの紹介をしてくる空港職員みたいな人たちがいます。「タクシー!タクシー!」と叫んでいるので釣られて行ってしまいましたが、タクシーではありません。
リムジンサービスです。快適で並ばなくて済むとは思いますが、たぶん高いです。
改めてTaxiの表示を追いかけながら進むと、ブルーバードが並んでいるのが見えます。ここだなと思い、係の人に声をかけると整理券をもらえます。
順番に乗れるわけですね。
素晴らしい。
ところが、この係の人が、今ならすぐ乗れるよと言って、ブルーバードじゃないタクシーに乗せようとしたのです。
Diamondという失礼ながらよく知らないタクシー会社でした。Expressなら乗る気でしたが、怪しいと思い断りました。
係の人も運転手も空港のタクシーは皆同じだと言って説得してこようとしますが、わたしはこう言ってやりました。「ではなぜそこでブルーバードを待っている人たちは誰もこっちに乗ろうとしないのだろうか?」
何も知らない外国人を犠牲にするのはやめて欲しいですね。むしろインドネシア人を説得すべきと思います。
地元の人が乗ろうとしないのが、怪しさの何よりの証明です。
わたしがこの騒動に巻き込まれている5分ほどの間に、わたしの番号は過ぎてしまっていました。なのですぐに乗れました。それくらい回転が速いということです(2024年5月追記:時間帯によります。JALの成田ージャカルタ便が到着する夕方は30分待ちでした)。
タクシーでハリム駅に向かう(50分)
新幹線の駅(ハリム駅)に行ってもらいます。
新幹線はクレタ・チョパット(早い電車)と言います。スタシオン・クレタ・チョパットと運転手に言えば分かります。
あるいは整理券を配っている人に「ハリム駅」と言っておけば、運転手に伝えてくれるかもしれません。
高速を使うか下道で行くか聞かれますので、チョパットでお願いしたいと言えば、高速を使ってくれます。下道は渋滞に巻き込まれる率が高まるので避けるべきと思います。
ちなみに高速道路のことをジャラン・トル(Jalan Tol)といいます。英語のToll roadから来ていると思います。
24年1月現在の高速代は35,000ルピアでした。
タクシー代金と高速代合わせて271,000ルピア(2700円)です。
偶然にも、休み中に飛行機に乗るのに、ハリム駅からスカルノハッタ空港にタクシーに乗ったのと同じ料金でした。
ハリム駅には11:20に着きました。ほとんど渋滞はなかったですが、50分くらいかかったということです。
新幹線でバンドンへ(待ち時間合わせ70分)
渋滞状況を見ながら12:00発の新幹線に乗れると判断し、タクシーに乗っている間にWhooshのアプリでチケットを購入しました。
アプリは日本でも入れられるみたいですし、英語なので入れることをお勧めします。支払いはカードでできますし、とても便利です。
まだ出発まで30分以上時間があったので、1階にある吉野家で牛丼を食べてから2階に上がりました。改札は出発30分前の11:30にオープンします。
セキュリティゲートを通過し、QRコードをかざし改札を抜けて、乗り込みます。
パダダラン駅に到着、KAI Feederに乗換えバンドンへ(待ち時間合わせ30分)
新幹線は時間に正確ですので、12:30ちょうどにパダダラン駅に到着します。
なんと30分でついてしまうのです。
パダダラン駅で別の電車に乗り換えるのですが、全員乗り換えますので、みんなのあとにくっついていけば大丈夫です。
KAI feederに乗るときは必ず前の車両に乗ってください。1番前はビジネスクラスの人しか乗れませんので、エコノミー席の人は前から2番目の車両の1両目寄りが狙い目です。
バンドン駅のエスカレーターは先頭側にあるのです。
電車は途中のチマヒ駅で停車しますが、降りずに終点まで乗ってください。
バンドン駅には13:00前に到着します。乗っている時間は25分くらいです。
バンドン駅は北口と南口がありますので、気をつけて出てください。
ブラガ通り、アジアアフリカ会議ミュージアムなど観光名所は駅の南側で、皆さんのホテルも南側かもしれません。
ただ駅は北口の方が大きくタクシーは北口にしかいません。grabアプリを入れていれば、南口でgrabをよべます。
バンドン工科大学は北側ですので、わたしは北口を使います。
北口にはブルーバードが止まっていますので、そのまま乗り込むのも良し、わたしのようにグラブでバイクを呼ぶのもよしです。
駅からわたしの住む学生寮までは15分でした。
まとめるとこんな感じです。
タクシー(空港ーハリム駅):50分 【270,000ルピア】
新幹線(ハリム駅ーパラダラン駅):待ち時間40分、乗車時間30分 【250,000ルピア】
KAI Feeder(パダダラン駅ーバンドン駅):待ち時間5分、乗車時間25分
グラブバイク(バンドン駅ー寮):15分 【20,000ルピア】
合計:165分=2時間45分 【540,000ルピア】
ご参考まで、運転手付きレンタカーでバンドンに向かった様子は以下の記事です。
今回タクシーの運転手にヒアリングし、空港からバンドンまで直接タクシーで行けることが分かったたため、一部修正しています。
インドネシアがどんどん便利になっています。