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この夏に行きたい場所 スラウェシ東南とスマトラ島の南

9月からの授業の日程が分からないので、予定を決められないでいますが、2〜3週間は休みがあると予想しています。

このタイミングでインドネシアの行きにくい場所に行っておきたいと思っています。
最優先の場所は南東スラウェシ州です。ここに位置するブトン島には、かつてブトン王国がありました。香辛料貿易の中継地として栄え、テルナテ王国、マカッサル王国、列強に翻弄されながらもうまく立ち回り独立を維持していたと言われ、一度見に行ってみたいと思っていました。

もちろん温泉もあります。

この地域の研究をされた方がいて、本も出ています。著者の山口さんは調べたら北九州市立大学の教授をされています。

わたしはまだこの本は手に入れておらず、山口先生の書いた研究発表は読んでいます。
こんなやつとか。

https://www.mishima-kaiun.or.jp/wp-mishima/wp-content/uploads/2023/06/04_yamaguchi.pdf

論文だとこんなのです。

次に行きたい場所は、スマトラ島のブンクルです。
スマトラ北部の旅で最後時間切れとなりバンドンに戻りましたが、あと1週間あれば、パダンからバスでブンクルに向かう予定でした。

ブンクルはインドネシアでは珍しく、イギリスが統治していた場所になります。他は東ティモールをポルトガル統治していた以外、すべてオランダです。

さらに、この地は建国の父スカルノが島流しになっていた場所で、ここでファトマワティ第一夫人と出会い結婚しています。ロマンを感じますね。ちなみにデヴィ夫人は第三夫人です。
スカルノが生活していた家も残っているらしいので、ぜひ見たいと思っています。

もちろん山の方に向かえば温泉もあります。

ブンクルからさらに南に向かうとランプン州になります。ここにもたくさん温泉があります。
ランプン州はきれいな海、象やイルカといった動物で有名で、自然豊かな場所です。
わたしがジャカルタ時代に行こうと思いつついけなかったクラカタウ火山もあります。

クラカタウ火山は1883年に大噴火を起こしてます。地質学の歴史上、5位の規模になります。
以下ウィキペディアからの引用です。

1883年8月26日から28日にかけて発生した噴火では噴煙の高さが 70 - 80キロメートルの中間圏にも達し、微細な火山灰が地球を12日で1周した。
(中略)
ジャワでは、西側の海の方角から突然音がしたことが報告されている。アフリカ大陸近くのロドリゲス島の警察本部長であるジェイムズ・ウォリスは、この月の保護領日誌に「26日から27日の午後3時にかけて、3、4時間おきに7-10回、東の方角から銃砲が轟くような音が聞こえた」といった趣旨の記録をしているが、これは実際は銃砲の轟音などではなく、クラカタウが自らを破壊する音であった。クラカタウとロドリゲス島の間には約 4776キロメートルの距離があり、この距離は、増幅も電気的な拡大もされていない自然音が聞き取れた場所とその発生源との間の距離の最長記録である。なお、この記録は2004年現在も破られていない。

爆発の音が聞こえたとの報告は、北西におよそ2100キロメートル離れたインドアンダマン諸島や東におよそ3200キロメートル離れたパプアニューギニアからもなされており、その範囲は地球の面積の13%にも及ぶ

Wikipedia クラカタウ火山より。太字はウダによるもの

こんな噴火が合ったくらいの場所ですから、温泉もたくさんあります。
クラカタウにはなぜかなく、残念です。

期末試験が持ち帰り試験になり、かつグループ提出になってしまったので、一人で旅行に行って良いかこれから相談します。
ストーリーはできてきたので、金、土、日で作ってしまおうと思っています。あと綺麗にするのはやってもらいます。

(メイン画像はイメージです。クラカタウ火山の使える写真がありませんでした)

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