日本円をインドネシアルピアに両替する【バンドン2023年8月】
居住許可証が取れるまで銀行口座は開けず、それまでは日本から持ってきた日本円をインドネシアルピアに両替しながら生活費を賄うことになります。
ジャカルタ時代はオフィスに近い都心に住んでいたこともあり、家やオフィスの周辺のビルに両替できる場所はたくさんありました。
今はバンドンの繁華街から少し離れた大学周辺に住んでいるため、両替所はないと思っていましたが、意外なことにキャンパスから歩いて5分ちょっとのところに、よいレートで両替してくれる場所がありました。
バンドンには両替チェーン店がいくつかあり、有名どころは3つです。
1.Golden Money Changer
2.Dollaraisa Money Changer
3.Dolarindo Money Changer
銀行でも両替してくれるだろうとやってみましたが、ドル→ルピアとルピア→ドルはやるものの、円→ルピアはやっておらず、両替所に行けと言われます。
両替チェーンで一番のおすすめはGolden Money Changerです。
ここはまず何よりレートが他の両替所より良いです。小数点第2位まで示してきます。他は小数点以下は切り捨てです。
ちなみに、Golden Money Changer(略してGMC)とDollarasia Money Changerは隣あっているので毎回比較するのですが、だいたい1円あたり2ルピア違います。1万円両替すると20,000ルピア(180円)の差になります。
この200円差はインドネシアでは馬鹿にできません。
例えば、寮から大学までGrab(バイクタクシー)を使っていくと片道8,000ルピアなので、1往復の価格になりますし、ペットボトルの水であれば3,500ルピアなので、6本分です。
次によいところはまるで銀行かのようなきれいさと警備員がたくさんいて見張ってくれている安心感。クーラーもしっかり効いています。
他の両替チェーンは強盗防止のため、透明の分厚い強化プラスチックで客と店側が隔てられており、透明な壁の下にあけてあるスペースからお金を入れたり受け取ったりします。
客側は空調がなく、入口の開き戸は開け放ったままです。
悪いというよりは極めて普通で、GMCが特別なだけです。
GMCの方が建物は立派だし、警備員やスタッフが大量にいるため、どう考えてもDollarasiaより固定費がかかっているはずです。
にもかかわらずレートが良いというのは謎です。その分利ざやが薄くなり厳しいと思われます。
なんとか潰れないで頑張ってほしいです。
GMCの悪い点はたまに遅いときがあるところです。
何にそんなに時間がかかるのかよくわからないのですが、1万円を渡してからルピアに変えて持ってきてくれるまで5分以上かかるときがあります。
まあ、クーラーの効いたスペースでクッションのきいたベンチに座って待っているだけなので、不快な感じはしないものの、改善の余地ありと思いました。
担当によるかもしれません。
バンドン駅の近くのアジアアフリカ通にもありますので、バンドンに旅行に来て両替が必要なときはGMCで両替するとよいと思います。
面倒な人は大きいホテルであれば、レートは悪いですがフロントでできます。
Golden Money Changer本店
住所:Jl. Ir. H. Juanda No.89, Lb. Siliwangi, Kecamatan Coblong, Kota Bandung, Jawa Barat 40132