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バンドン工科大学MBA 3セメスター始まる。苦戦の予感大

バンドン工科大学は変則的なセメスターになっています。

- 8月から12月にセメスター1
- 1月から6月にセメスター2
- 7月から8月にセメスター3
- 8月から12月にセメスター4

先週始まったセメスター3は1か月しかなく、科目も2科目、合わせて5単位しかありません。授業は長く8:00-11:30まで一気にやります。これが3単位の方は週2回入ります。
1つ目の科目はセメスター4に向けた修論の準備で、修論のやり方を説明する講座になっています。2単位。
そして2つ目の科目が、Digital Business Experienceです。3単位。
わたしは漠然と、デジタルエコノミーとか、AIやデータアナリシスがビジネスにどのように取り入れらているかトレンドを学習するのだろうと思っていました。

全く違います。

実際にデータアナリシスをする授業でした。プログラミングまで学習する勢いです。
わたしはもともとパソコンやスマホが苦手なタイプでして、エクセルとパワポだけは仕事で使うので人並にできる程度です。

授業では3つソフトウェアを使うからインストールするように言われました。
1つはTableau
2つ目はGephi
3つ目はKNIME

読み方を間違えていたくらいで、全く知らないソフトです。そもそもわたしはデータマイニングやビックデータの世界とは無縁に過ごしていたので、なおさら分かりません。
最初のミニクイズもさんざんでした。

ビックデータとは何か、データサイエンスとデータアナリシスの違い、他にも初めて聞くような言葉のオンパレードです。この辺は本を読めば分かるからまあいいだろうと思っていましたが、実際にデータを使って分析しろとなると、ソフトウェアを使いこなさないといけないし、プログラムを組めと言われるとお手上げです。

2回目の授業では早速Tableauを使いました。
若く優秀なクラスメイトたちはわたしとは違います。学部時代にこの手の授業があるのが普通なようで、Pythonも習うそうです。
わたしが大学で学んだのは30年以上前ですから、ドッグイヤーの現代を考えれば浦島太郎並みの変化が起きても不思議ではありません。

しかもクラスメイトの過半数はプログラミングと相性のよい理系です。
みんなスパスパとついていっているなか、わたしは必至でやりました。先生は英語で授業をするのが初めてだから心配だと言って、頻繁に声をかけてくれるので、幸い置いてけぼりにならずにはすみました。

2時間の授業が10時間くらいの疲労度に感じました。

なんども同じことを聞いたら申し訳ないので、作業内容をメモしているのですが、後から読み返しても再現できるか自信がない有様です。理解できていないのにメモできるわけがないんです。

先生から「わたしの英語は大丈夫だったか」と聞かれ、「英語の問題より年齢のハンデの方がずっと大きい」と答えました。

MBAの授業は余裕でAが取れるなんて言っていたのに、これはなんとかBが取れれば御の字だと思っています。Cになるかもしれません。

わたしの頭の老化防止や、将来IT音痴になって若者に迷惑をかけないようにするための訓練だと思って頑張ります。

でもソフトウェアが素人でも使いやすくなっているのは、わたしにとってありがたいです。
ユーザーインターフェースにかなりの工夫が見られますし、ドラッグアンドペーストを多用できます。
素人が直感で動かしやすくなっているということです。

以上、こんな試練にぶちあたっているというご報告でした。


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