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最近はまっているインドネシアの屋台おやつ ピサン・ケジュ(チーズバナナ)

バンドン工科大学の授業は1回が3時間超と長いので、途中に15分とか20分の休憩が入ります。
みな校舎を離れ、通りに出て買い食いをするのが常です。

わたしも気分転換に出かけては、あれこれ屋台料理を買ってつまみ食いしており、最近はピサン・ケジュばかり買っています。
ちなみにその前はドーナツ屋台にはまっていました。

ピサンケジュってどんな料理?

Pisang(バナナ)、Keju(チーズ)でチーズバナナになります。
インドネシアは形容詞が後ろからかかるので、ニュアンス的にはバナナチーズではなく、チーズバナナの感覚が近いと思います。

細かい話ですいません。

ピサンケジュの作り方(レシピ)

  • 熱を加えると甘くなるタイプのバナナ:3本(アジア食材店にいくとあるかも)

  • バター:大匙2

  • 練乳:中匙1

  • パルメザンチーズ:適量 


バターを熱したフライパンに入れ半分程度とかす。
そこにバナナを皮をむいて投入する。

片面ずつそれぞれ2分ほど焼く。

表面が飴色になったら、フライパンの上でフライを使ってバナナを一口大に切る。

切り終わったら容器に移し替え、練乳をまんべんなくかける。
さらにチーズをおろしがねをつかって削りかける。

そこにチョコレートをふりかけて完成。

10,000ルピア(100円)

食す

あたたかいバナナは日本人には違和感があるかもしれないですが、つめたいバナナよりおいしく感じます。濃厚になり甘味が増す気がするのです。

練乳(甘い)+チーズ(しょっぱい)という相反する味覚が、喧嘩しそうになりながらも、同級生(ミルク組)だしねと、手を取り合い絶妙なコンビネーションを醸(かも)し出しています。
まさに、バター、練乳、チーズによる濃厚な三重奏。

辛い+甘いという熱帯特有のおきて破りの味覚が、夏を感じさせてくれること間違いなし。

コーヒー、あるいは安い紅茶を濃いめに抽出して合わせると、気分は東南アジアに一直線。
練乳をたっぷり入れ、さらに氷を大量にいれてアイスミルクコーヒーあるいはティーにすると、より本格的な東南アジアになります。

日本人ならば、レモンやライムを振りかけたり、ブランデーやラムをちょっとかけたり、ひと手間加えて洗練させた味に昇華してしまいがちですが、そういう余計なことはしないでください。

立ちどころに東南アジアは消え去るでしょう。


#夏の旬食材レシピ

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