【日記】鼻炎、歯医者、不調の秋

 昔から鼻詰まり、鼻水を起こしやすく、寝不足だったり空気が悪かったりすると鼻がパッキンの劣化した蛇口のようになってしまいます。中学生の頃、授業中にノートをカリカリ書いていたら、ポタポタと水が垂れてきてページを濡らしたので、こりゃダメだと思って早退したことがあります。
 鼻水で早退。
 頭がぼうっとなって全く集中できなくなるので、その時の自分の判断は間違っていないと思うのですが、どうにも早退理由がおマヌケな感じがありますね。一度鼻水で早退してしまうと「自分は鼻水に屈してしまう人間なんだ。」という自己認識が築かれて、鼻水を人生リスクとして過大評価してしまって、「俺は鼻水に屈したのだ。」というのが厳然たる事実になっていくわけです。鼻水に対するリスク評価はどうあるべきか。今後考えていく必要がある気がします。

 今週(10月7日〜)は水泳指導があり、その後から鼻の調子が悪くなり、四六時中鼻をかみ続けていました。だいぶマシになってはいますが、どうにも目の周りがぼうっとなってしまい、スッキリしない。
 37歳。こういうスリップダメージが入ることがここ数年で増えました。養生しましょう。やはり鼻水のリスクを低く見積もってはいけません。


 今週は久しぶりに歯医者に行きました。メンテナンスをしてもらいたいのと、現状を知りたいので。
 お医者さんが私の口内を覗いての第一声が「お、ご立派」だったのでなんだよそれと思いながらちょっと嬉しくなるという感じでした。
 小さい頃、母親はよく「目と歯は一生ものだから大事にしろ。」と言っていました。自分の身体であればどれもそうなのでは、と思っていました。そうではなく、「目と歯は意識してメンテナンスしないとすぐダメになるぞ。」という、母親なりの警句だったのでしょう。眼科医も歯科医も、自身の生活圏内に必ずと言っていいほどあるものなのに、なかなか足が向かない(と言うより向けてこなかった)。そのことを30年越しに叱られているような気分になります。

 下の前歯の裏は人体の構造上どうしても歯石がたまりやすいらしく、この日はその部分をごっそりきれいにしてもらいました。「マエダさんの下前歯、V字になってて歯並びで不利ですね。より歯石が溜まりやすい。」と評価を受けました。
 次回は上の歯の状況を調べつつ、親不知の様子も見る予定です。意外と素直に生えてきているので大丈夫だと思いますが……。


 そういうわけで、1年でマエダが最も不調になる季節を迎えました。
 「季節の変わり目は体調を崩しやすい」とは言いますが、実際は夏→秋のタイミングで体調が崩れることが多いように思います。日照時間の変化も関係しているように感じます。仕事も割と重ためのものがこの時期に重なっていたり、この時期特有のトラブルなんかもありますので、心身ともにきついことが多いです。

 ただ、「いつものアレが来るんじゃないか」と怯えながら過ごすこと自体がこの“不調の秋”を呼び込んでいるのではないかとも思えますから、できる限り平常心で(あるいはテキトーに)過ごしていくのがいいんじゃないでしょうか。