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中学生の頃の思い出 TOP3

見つけてくれた方に僕のことを知ってもらうため、これからちょくちょく書いていけたらなと思ってます(拙いものですが)。TOP3といいながら順番に意味はなく、3つピックアップしてるだけです。


ジャンフェス

ジャンフェス(以下JF)とは「ジャンプフェスタ」のことである。幕張メッセで開催され、少年ジャンプ関連の作品が一堂に会するという、たまらないイベントである。当時毎週ジャンプを買っていた僕は紛れもない漫画ファンであり、冬が近づくと少ないお小遣いを脳内でこねくり回し、どんなグッズを買ってやろうかを考えたものである。現在ではたまーにBLEACHの下敷きを使うぐらいである。

中1の冬のこと、剣道部に所属していた僕は例年通りJFを想起し心を躍らせていたのだが、残酷なことに部活の練習とJFの開催日が重なってしまった。しかも、その日の練習は午後1時ごろに終わるいつも通りの練習に加え、親睦会が行われるというもので、さらに次の日は錬成会(カッコつけずに言うと練習試合)というハードスケジュールぶりで、中学一年生の体力を考慮するとJFに参加することは現実的ではなかった。

しかし行った。親睦会の解散の際に、顧問の先生は「ノロウイルスが流行っているから、体調管理に注意して」と話していたが、行った(そんな時期に大量の焼きそばとみかんを食わすなと書きながら思ったが、このとき初めてみかんが美味しいことに気づいたので良し)。

案の定、行きの電車の時点で吐き気を催し、会場では座り込んだりうずくまったりした思い出しか作れず終了。一緒に行った友達(彼も剣道部だ)が面倒見のいいやつで、帰りの電車で背中さすったりしてくれた。こいついいやつだなーとか思いながらなんとか帰宅し、2人で次の日の錬成会を休んだ。恐るべきノロウイルスの感染力。本当に申し訳ないことをしました。

ちなみに、女子の先輩とこのときにすれ違っていて、その先輩は普通に錬成会出たらしい。やっぱそういうとこだなー


怪我

通知表はALL3で、基本的に授業中はオリジナル漫画の脚本を練り、美術の時間だけは真剣に取り組むような生徒。典型的なオタク気質なやつで、ずっと絵を書いていた。

だけれども、中学の美術の授業は「美術全般」を取り扱うわけで、シンプルにスケッチブックに鉛筆を走らせるだけでなく、版画や切り絵の授業もあるわけだ。思い返せば、こいつらの存在は嫌いとまでは言わないが(やる気は普通にあり)、普通に下手だった。切り絵にいたっては、ロックマンという日本で一番線を必要としないシンプルな造形のキャラクターを題材にして、なんとか誤魔化した。Xとかエグゼとか流星じゃなく、初代のやつです。

その中でも、特に彫刻については熱意にスキルが追いついておらず、彫りやすい素材でできた白い板を使って表現をする授業では、ただただ四角をつくりまくってテトリスのプレイ画面を作ろうとし(色を表現できないのにテトリス再現しようとする謎の挙動)、結果的に完成したのは四角が並んだだけの板。まるでタイル張りのトイレの床のようで、ホームセンターのリフォームブースに置いてあるサンプルみたいになったのだが、事件はその制作過程において発生した。

ご想像の通り、指を切りました。
Amazon primeで観れる(ルパンの)五右衛門の短編ぐらい血出ました。

ご想像の通り、例えまくって(一人で)気持ちよくなっております。

ちなみにこの時、友達いなすぎて誰も心配してくれなくて、大量出血より自分の人望のなさにショックを受けたのを強く覚えています。後で聞いたのですが、クラス1の人気者が床についた血痕をキレイに拭いてくれたらしくて、人気者になるべくして生まれた方だなと思いました。

秩父

スマホ普及期に思春期真っ只中であった僕らは、いろいろなカルチャーに触れた世代だと勝手に思っている。中でも、「深夜アニメ」という文化は衝撃的で、ジャンプ系のアニメとは違った魅力を醸し出しているそれに、かなりの具合で傾倒していた。たまに過去のアニメが放送された「ニコニコ動画」への傾倒具合はとんでもなく、当時スクリーンタイムの機能があったら、えぐいグラフが見れたかもしれない。

スクリーンタイム
アプリをどれだけ使っているか確認できる。スマホ見過ぎ、

当時の深夜アニメを振り返ると、「進撃の巨人」や「ラブライブ!」などが印象深いが、一番ハマったのは「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない。」通称「あの花」である。

2011年に放送されたアニメで、とある事件によって疎遠になってしまった仲良しグループの再集結という成人式みたいなストーリーが面白く、中3の夏に一人で聖地巡礼するほどハマった(秩父)。最終回が話題になることが多いアニメだが、個人的には序盤に描かれる、めんま(グループの中心人物)によって揺れ動かされるメンバーたちの姿が魅力的だと思っている。

見た時期が中学生だったので、高校生活への憧れもハマった一因としてあるかもしれない。今見返したらまた違った感想が書けそうだ。ちなみに、思春期過ぎて「景色、肌で感じたくね」という尖りを発揮したためか、一枚も写真が残っていません。次回の聖地巡礼では何かしらの写真を撮ろうと思います。

秩父の夜景(2018)
もちろん、文中の聖地巡礼のときに撮ったものではない。
秩父神社(2018)


おわりに

中学生時代を振り返ると、プラスもなければマイナスもない、アメリカの真ん中らへんの道路ぐらい真っ平らなものでした。自分の人格に深く関わるような思い出はなかったのかもしれません。完全にテーマを間違えました。逆に考えると「守り」の時期というか、行動に移すというよりかは自己の内面と向き合っていた時期だったのでしょう。しかし文章におこしてみることで思い出せたことや、当時の感覚が再現できて、ネタやトーク(?)の卵にできそうな気がしています。文章の表現力を磨くためにも、ちょくちょく更新しますのでどうかよろしくお願いします。

読んでいただきありがとうございました。

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