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敬語マニアのコピーライター。言葉と発想がライフワークです



コピーライターは何でも屋

新人コピーライター時代

大学4回生の夏に会社訪問した企画制作会社でそのまま就職。学生時代からコピーライターとして働いていました。卒業後の就職試験も一応ありましたが、午前中はコピーライター部門で受験、午後のデザイナー部門の試験では試験官を務めるという、よく分からない体験もしました。

バブルの絶頂期だったので、とにかく忙しく、一人何役もこなす会社。営業担当者はいませんでした。クライアントとの打ち合わせから企画、時にデザイン、ライティング……夜も土日も仕事漬けで「この会社の1年間は他の会社の3年間分」と言われる会社で4年間勤務しました。つまり、実質12年間会社員として働いたことになります。

独立〜フリーランス〜これまで

結婚と同時にフリーランスで独立。途中、出産、育児、介護を経験しながら働き続けて、今に至る(また詳しく書きますね)。
両立に関しては、『前田さん、主婦の私のフリーランスになれますか?』という書籍を日本経済新聞出版社(今は日経BP)から出版しています。
生きていく上で避けて通れないライフイベントは、大変でもあり、幸せでもあります。ただ、どうせなら「(ライフイベントを)味方につけて働く」ことをおすすめしたいですね。「乗り越えなくてはいけない壁」とみなすと「育児のせいで」「介護のせいで」と考えてしまうでしょう。しかし、味方につけて働くと考えれば「育児のおかげ」「介護のおかげ」と視点を切り替えることができます。

コピーライターの仕事は、広範囲です。執筆だけでなく、企画や広報も。
とにかく何でも屋です。『ソーシャルメディアで伝わる文章術』『この一冊で面白いほど人が集まるSNS文章術』を機に、SNS文章術の講師も引き受けています。

著書

これまで5冊の本を商業出版。1冊目の発想本に始まり、2冊目・4冊目は文章術の本、3冊目はフリーランスの本。そして、この秋に発売されたのが敬語の本です。

『その敬語、盛りすぎです!』
『この一冊で面白いほど人が集まるSNS文章術』
『前田さん、主婦の私もフリーランスになれますか?』
『ソーシャルメディアで伝わる文章術』
『Value Seeds 100 〜ワーキングマザーが見つけたバリューのタネ』

言葉と発想の専門家

守備範囲が広すぎて肩書きを問われるといまだにどれを使おうか悩みますが、大きくひっくるめて言うと、「言葉と発想の専門家」です。人と人の間にある言葉が好きです。文学書で言葉の世界に浸るのも好きですが、どちらかといえば、街角の雑踏やカフェの喧騒、店舗でのやりとり……人と人の間にある言葉が気になります。作品としてのライティングではなく、企業と生活者のコミュニケーションを発想し続けながら、言葉を報酬に変えてきました。
書籍出版をきっかけとして、現在は執筆や講師の仕事が主になってはいますが、バックボーンにあるのはコピーライターだなと自分では思います。

著書

全部で5冊あります。絶版になったものも含めて、新しい順に紹介します。

↓絶版。これを大幅リライトして文庫化したのが、『この一冊で面白いほど人が集まるSNS文章術』です。

↓始めての商業出版。


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