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【超初心者向け】仮想通貨Bot作成講座5日目~TA-LibでRSIを使用Botを作成してみよう~

最終日です!ここまで色々やってきましたね。できることが増えたのではないかと思います。
最終日の今回は、TA-LibでRSIを使用したBotの開発です。TA-Libというライブラリを使用することで様々なテクニカル指標が取得できます。Bot開発の幅がとても広がると思います。

それでは早速はじめていきましょう。

1時間目 TA-Libをインポートしよう!

2時間目 さまざまな指標を表示してみよう!

3時間目 RSIの数字に合わせてOCO注文を入れてみよう!

4時間目 注文状況をTwitterに投稿しよう!

導入 キーワードを確認しよう!

▼RSIとは?

0~100%の値で表現され、数字が100に近づくほど買いの勢いが強い、買われすぎを表し、数字が小さいほど売りの勢いが強い、売られすぎを表します。
一般的にRSIが70%以上で買われすぎ、30%以下で売られすぎという判断をします。

TA-Lib(たりぶ)とは?

TA-Lib(技術分析ライブラリ)は、技術分析指標のオープンソースソフトウェアライブラリです。テクニカル分析に必要な関数がまとまっています。これを使えるようになると、Bot作成の幅がとても広がると思います。
取得できるテクニカル指標は以下のURLから確認してください。

1時間目 TA-Libをインストールしよう!

▼ファイルの作成と下準備をしよう!
まずは、新しいファイルを作成しましょう。+ボタンを押してNew Fileを選択してください。

ファイルが開いたら、保存して名前をつけましょう。上のメニューのFileからSaveを選択して、ファイル名を「rsi_trade.py」に設定しましょう。


▼TA-Libをインストールをしよう(前半戦)!

さっそくTA-Libインストールしていきましょう。MacやWindowsだと、とても簡単にインストールできるのですが、Cloud9では少しややこしいです。私も苦戦しました。
ただ、ゆっくりやっていけば大丈夫ですので、よく読んで進めてください。

以下のコマンドを、ターミナルで1行ずつ実行してください。
ファイルのインストールと、解凍、移動とインストールをしています。

wget http://prdownloads.sourceforge.net/ta-lib/ta-lib-0.4.0-src.tar.gz
tar xvzf ta-lib-0.4.0-src.tar.gz 
cd ta-lib
./configure --prefix=/usr/local
make
sudo make install


最後のsudo make installまで終わったら、以下のコマンドをターミナルで実行してください。今まで通り、Successfully installedと出れば成功です。

sudo pip-3.6 install TA-Lib


▼TA-Libをインストールをしよう(後半戦)!

作成した「rsi_trade.py」に以下のコードを貼り付けて実行してみてください。これは、使用できる関数の一覧を表示させています。

import talib
# list of functions
print(talib.get_functions())
# dict of functions by group
print(talib.get_function_groups())

コンソールに関数が表示される場合は、以下の手順は読み飛ばしてもらって構いません。
エラーが出てきている場合は、以下の手順を進めてください。

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