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地方クリエイターよ、波は来ているぞ ~チホーカツ!広島~

2024年9月28日、広島の八丁堀にて地方クリエイターの働き方に焦点を当てたトークイベント「チホーカツ!広島」を開催しました。初企画&地方開催ということでどうなるか読めないところもあったのですが、20名の方に参加いただけました。ありがとうございました。

Le・Reve八丁堀、とってもナイスな会場でした。

ここではそんな「チホーカツ!」について、主催の前田のメモとして感じたことや反省点などを記していきます。


【チホーカツ!のイベント概要】
地方クリエイターがどうやって活動しているか、主に仕事に対してどんな思考でどんな取り方をして、どんな働き方をしているか、そういった部分を登壇者から聞けるトークイベントです。
今回は広島で開催。今後はいろいろな地方で開催したい。

そもそものなんでこういうイベントやったのか

やはり根本にあるのは、自分自身が興味のある人の話を聞きたいんですよね。あの人はどうやって仕事をしているのか、どんな気持ちや意識を持って取り組んでいるのか、今後の展開は何を考えているのか、そういった他者のことが気になりすぎる性格なんです。それを実現するためのイベントですね。

飲みにでも誘ってそういう話するにも、なんかこう、違うかなと思って、ちゃんとした場で語ってもらう、ということにとても価値を感じているのです。その方がグッとギアを上げて話をしていただけたりもするんですよね。(あとは打ち上げがまた楽しいし)

登壇者の4名

今回は、3名のクリエイターさんにお声がけさせていただきました。そして僕も登壇させていただきました。

①デザイナー くみさん @goodbye_bonmama
最近東京から広島へ引っ越して、いろいろな人や場所に関わっておられ、場所が変わったことでの変化や、地域やコミュニティなど、いろいろな広げ方などが気になってお話が聞きたくなった方です。

②漫画家 とこりさん @tokoritomotori
僕がとこりさんを知ったタイミングでは、広告漫画を描かれているという認識で、商業漫画を描かれているイメージがなかったんです。そこからステップアップされて商業漫画へとシフトチェンジされている姿から、リアルな話を聞きたいなと思ったのです。

とこりさん、漫画家のリアルなお話が刺激的でした

③イラストレーター りおたさん @riota2gaoe
最近すっごく活躍されているイラストレーターさん。その個性的な絵のタッチがウケているのがとても素敵で、でも絶対そこにはいろいろなことがあったのだろうと思うので、今に至るまでのストーリーを知りたかったのです。

りおたさん、自身の分析からの行動が素晴らしい

そしておもしろいのが、御三方ともX(当時はTwitter)上で交流が始まった方々で、とこりさんとりおたさんはこのイベント当日が初対面でした。こういう関係がまたおもしろいじゃないですか。

④デザイナー/ディレクター 前田 @maeda_keikaku
僕です。僕は大阪から奈良へ移り住み、「自分、地方クリエイターとしてなんかやれてるやん」っていう人間となり、奈良から大阪や東京のお仕事をさせていただいてるコツ?みたいなのをお話させていただきました。

前田、ブランディングとマーケティングについて独自の話をしました

イベントの簡単な内容

ざっくりとした内容はこんな感じです。詳しいことは実際に足を運んでいただいた方だけのものにしましょう。

  • 地方クリエイター4名がそれぞれの持ち時間で自身について発表

  • 皆でテーマに沿ってトークセッション

  • 交流会

トークセッションも経験者だからこその話がたくさん

主催者から見た、イベントの率直な感想

まず濃い内容になったことはとてもよかったです。それこそ四者四様の内容で、その働き方や仕事の取り方なども全然被っておらず、それぞれのやり方を共有することができました。

もしかしたら1名のみで1イベントやってもよかったんじゃないかというくらいの内容になり、それはそれは濃いイベントにできたかなと感じています(その分、長いと感じられた方もいるかなとは思っています)

広島開催の参加者皆様の印象

真面目な話、とてもとても向上心が高い方が多かった印象を受けました。今の自分に悩んでいる方、これからこうしたいんだと内に秘めている方、自分の仕事に向き合っている方などなど、今とこれからを見つめてしっかり考えられている方が多いと感じました。

まさにそういった方にピッタリなイベントにできたので、このあたりは本当によかったなと思います。学生さんがいらっしゃって、その点もとても嬉しかったです。

イベントとしての反省点箇条書き

  • 時間配分が悩ましく難しかった

  • BGM流しておけばよかった

  • もう少し休憩時間があってもよかった

  • 交流会については何が正解かまだ答えが出ない

交流会は皆が望んでいるかでかなり悩む

交流会については、正直なところ、マジで難しいんですよね。もうそれこそ「やるかどうか」から、かなり悩んだりします。

というのも交流会が苦手な人はかなりストレスになってしまう時間にもなるので、その気持ちをイベントの最後に持ってもらうのは嫌だなーっていうところもあるんですよね。(正直、僕もイベントによっては交流会は不要だなと思うときもあるので…)

なので今回は一旦イベントは締めてから、交流会に残る人・不要な人を分けてみました。これはトークセッション前の休憩時間を見ていて、全体の皆様の雰囲気からそうしようと急遽決めました。なので早くイベントが終わった感も避けたいので、ちょっと時間的には予定よりもズラしたりもしました。
え、悩み過ぎか自分。

結果、アンケートではもっと時間がほしかったというご意見もある反面、自分は苦手だから帰りやすい雰囲気を作ってもらえて助かったというご意見もありました。結果的にはよかったかなとは捉えています。

前田自身の反省点箇条書き

  • かなり緊張していた

  • もっとおもろいスライドでもよかったな

  • 自分の登壇時間めっちゃ長くなってしまった。超反省

人前で話すってやっぱり慣れないもので、緊張しまくりと、時間配分がミスって長く話しちゃったりしましたね…。反省して次回に活かします。
スライドに関しても飾りすぎてもと思い、文字を全面にしたスライドにしましたが、もっと遊びを入れてもよかったかもと、終わってみると考えてたりして、まー、たぶんもっといろいろ見せたかったし話したかったんだと思います(笑)

今回、中国新聞様に興味を持っていただけたことがサプライズでした

チホーカツ!というイベントは初企画のものだったので、ちょっと宣伝は意識してやっていました。広島県内のプレスリリースに掲載依頼したりもしました。

そういったところで、中国新聞様に興味を持っていただき、取材をしていただき、紙面とWebとでチホーカツ!を紹介していただきました。

記者さんのお話では、広島県は人口流出の問題を抱えていて、新聞でも取り上げたりされているそうです。チホーカツ!は地方で働く人のイベントということで、かなり親和性があるなというところですね。地方に住むにはそこで働かないといけませんので、地方で活躍する人の話を聞けるイベント、これピッタリじゃないですか~

今後もチホーカツ!開催していきたいです

ということで、今回のイベントの振り返りなどしてみました。

チホーカツ!、開催してみて、とても可能性がある、今後も展開ができそうだと感じています。それこそ都道府県、いろいろなところを周って、いろいろな地方クリエイターさんのお話を聞いていくのだって絶対おもしろいです。また、広島でも何度でも開催できそうだなって感じます。

ぜひ、今後も継続して開催していきたいイベントとなりました。登壇者の皆様、参加者の皆様、ありがとうございました。これからもLet'sチホーカツ!

※この記事の写真は、参加者の三島さん(@ruhto_s)に撮影いただいたものです。ありがとうございました。


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