【徹底比較】「英語長文ハイパートレーニング」vs「英語長文レベル別問題集」
大学受験を控えた受験生たちは、効果的な英語の長文対策を求めています。
英語は、配点的にも長文読解でいかに点数を伸ばせるかどうかで、その成否が変わってきますので、長文読解力を鍛えることは逃れられない課題です。
特に、安河内哲也先生の「英語長文ハイパートレーニング」と「英語長文レベル別問題集」は、その評判から選択肢に挙がることが多いです。
この記事では、これら2つの参考書を比較し、あなたの学習状況や希望進路に合わせて、どちらの参考書を選択すべきかについて記載します。
迷っている方は、ぜひ最後までお読みください。
■英語長文ハイパートレーニング
概要
「英語長文ハイパートレーニング」は、大学受験の英語長文問題に特化した教材です。全3冊で、それぞれ「レベル1 超基礎編」「レベル2 標準編」「レベル3 難関編」と名付けられ、1冊につき12の問題が含まれています。
推奨される使用期間は、入試の中期から後期にかけてです。
効果的にこの教材を活用するためには、夏休みまでに基本的な英語の知識、すなわち英単語、英文法、英文解釈の基礎を固めておくことが重要です。
高3の7月末までにこれらの基本をマスターしておけば、夏休み期間には、より高度な英文解釈や英熟語の学習、さらには選択科目の学習にも専念できます。
このアプローチにより、夏の終わりの模擬試験や過去問において、成績向上が期待できます。
高3の夏休みは受験勉強の重要な時期ですので、この時期までに基礎知識のインプットを完了しておくことが重要です。
教材は3つのレベルに分かれていますが、レベル間の難易度には差があるため、異なるレベルの教材に移行する前に、他の参考書を用いて適切な参考書の移行を行うことを推奨します。
対象となる受験生のレベルは、高校基礎レベルから私立大学の最難関レベルまでと幅広いです。
また、「英語長文ハイパートレーニング」の目的は、英文の解釈を深め、文章の構造を正確に理解することです。
英語長文の学習方法は「英文解釈」と「英文読解」の2つに大別されますが、これらは相補的な関係にあります。
したがって、英文が読めない受験生は、まず「英文解釈」に焦点を当て、次に「英文読解」へと進むことが効果的な学習法となります。
特徴
この教材「英語長文ハイパートレーニング」の特徴は、以下の4つです。
①受験英語の網羅性:大学受験に必要な読解力を養成するための問題や解説が充実しており、受験生が英語長文を効率的に学習できます。
②文構造の詳細解説:文の構造に焦点を当てた解説が詳細に行われているので、難解な文や理解しづらい文を、英文解釈の手法を用いて復習し、読解力の向上が期待できます。
③音声学習のサポート:付属のCD2枚により、聞き取りや速読トレーニングが可能で、効果的な英語学習が実現します。
④語彙の徹底復習:解説内には語句の項目も設けられていて、未知の単語や難しい単語の学習・復習ができます。
この「英語長文ハイパートレーニング」を使用する目的は、大学受験における英文読解力の向上です。この教材のメリット・デメリットを理解した上で、効果的な学習を進めましょう。
難易度
「英語長文ハイパートレーニング」は、
3つのレベルに分かれた3冊の教材で、各冊には12問が収められています。
レベル1「超基礎編」
難関高校の入試問題に対応した内容で、基礎固めには適しています。多くの大学受験生がこのレベルで苦労しているため、基礎に自信がない受験生はレベル1からスタートするとよいでしょう。
レベル2「標準編」
私立中堅大学やセンター試験レベルの問題を取り扱っていますが、知識問題が主体となっているため、センター試験の対策を重点的に行いたい受験生には「英語長文速読トレーニング」をお勧めします。
レベル3「難関編」
早稲田大学や同志社大学などの難関大学の問題を中心にしており、難関大学の長文問題で合格ラインを超える力を身につけることを目指す内容になっています。
■英語長文レベル別問題集
概要
「英語長文レベル別問題集」は、レベル1からレベル6までの階層別に構成された参考書です。
各レベルには、問題文、その解答・解説、さらに英文の構造分析が含まれており、全ての英文にはSVOCが表示されているため、効率的な復習が可能です。
英文の構造分析があることで、しっかりと自分のレベルに合わせて精読ができるので基礎基本から固めたい人にはピッタリのテキストになっています。
各レベルには、レベル1から5まで12文、レベル6では10文の長文が掲載されています。また、同梱のCDによりリスニングやシャドーイングのトレーニングも実施できます。
この「英語長文レベル別問題集」は、初心者から上級者まで英語の長文問題を段階的に学習し、大学受験の英語長文に求められる広範な知識と技能を効果的に身につけることができるよう設計されています。
基礎から応用までの問題が体系的に整理されており、最新の入試傾向も考慮された構成となっています。
このシリーズを使用することで、英語長文問題の解決スキルを総合的に強化し、確実なレベルアップを実現することができます。
特徴
「英語長文レベル別問題集」は、レベル1から6までの細かな段階に分かれていますが、レベル5からの難易度の跳ね上がりに注意が必要です。
こちらも全文に構文解説があり、徹底した復習が可能です。
難易度
この問題集の6つのレベルは以下の通りです
- レベル1:中学・公立高校受験レベル
- レベル2:公立・私立高校合格レベル
- レベル3:共通テスト(基礎)レベル
- レベル4:共通テスト・中堅私大レベル
- レベル5:有名私大(MARCH・関関同立)・国公立大レベル
- レベル6:難関私大(早慶)・難関国公立大レベル(東大、京大、旧帝大)
まとめ
「英語長文ハイパートレーニング」
受験も大詰めで、割とスピーディに英語長文読解力を復習し底上げしたい人向け!
中学英語は比較的マスターしていて、英検3級以上は取得済み!
「英語長文レベル別問題集」
少なくとも開始時期が、高3の夏前で、本当に基礎基本から始めたい人向け!
ハイパートレーニングよりレベルの細分化がされているので、時間をしっかりかけて細かくチェックしたい人向け!
しかし、どちらも選ぶレベルを間違えなければ問題ないと思いますので、レイアウトやデザインなど、実際手に取って確認してみるのもいいかもわかりません!
けど、それでもどちらの参考書を選ぶべきかわからない人は、つい最近まで受験生だった難関大学の現役大学生が講師をつとめるオンライン家庭教師リスタでぜひアドバイスを求めてください!気軽にどうぞ!
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オンライン家庭教師リスタ代表 前田和真
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