深い学びで重要な「〇の能力」
今年度は学習に関する勉強をする機会が多い私ですが、最近面白い考え方を学びました。
ネガティブ・ケイパビリティ(Negateive ccapabiliry)
直訳すると「負の能力」という意味だそうです。詩人のジョン・キーツが不確実なものや未解決のものを受容する能力を記述した言葉で、日本語訳は定まっておらず「消極的能力」「消極的受容力」など多くの訳語が存在します。
簡単に言うと「モヤモヤ状態にいることができる能力」です。
ネガティブ・ケイパビリティのメリット
わからない問題、ややこしい問題が出てきた時にどうするか。
端的に言うと「できるまで考える」「あきらめる」です。
あきらめなかったときにどうなるかといえば、モヤモヤに堪えなくてはなりません。でもそれに耐えて考え続けることで納得できるものを見つけたり、考えついたりします。
他のメリット
感情をコントロールできるようになる
困難な状況でも前向きな気持ちを維持できる
理論と理屈だけにとらわれない理屈のつかないこと、理論的ではないことに寛容になる
鋭いアイデアを生み出しやすい
ネガティブ・ケイパビリティを身に着けるには
急がず待つ
何もせずただ耐えることも、高く評価されるべき能力だと理解する
急いで答えを出して失敗した経験や、逆に待つことで成功した経験を書き出して内省する
ネガティブ・ケイパビリティを意識して行動してみる
対話を行う
会社や家庭だけでなく、複数のコミュニティに所属する
私はこの知って数日ですが、知っているだけで行動が違ってくると感じています。スッキリしないことがあっても待ってみようと思えたり、違う方法で考えてみようと思えたりするようになりました。大事なことは「もうこれでいい」とあきらめないことだと感じています。
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