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「世界一速く結果を出す人はなぜメールを使わないのか」感想

いかがお過ごしでしょうか。私の地区では臨時休校が伸びたのでこれで3ヶ月ほどの期間になってしまいました。世間では9月新学期がどうだとかなんだとか言っていますが、休校明けの感染防止の対策でこっちは「新しい生活スタイル」の試行錯誤に追われております。先日参加したオンラインミーティングでは「これ、登校しないでzoomとかで学び合いした方がよく話せるんじゃない?」といったわけわからん事態になるって心配していました。登校したはいいものも「人との距離はあけよう」「ペア・グループ活動はダメ、隣と話してもダメ」これってタブレット持っていって自習でいいのではないだろうか…という思いでした。

さて、最近は「組織」についての本をよく読みました。多くの会社や学校は4月からメンバーが変わったり、部署が変わったりと新しいチームを作ることになるのではないでしょうか?学校はその典型で「教員の組織」「教科担当の組織」「学年の組織」「学級の組織」「委員会の組織」「部活の組織」等々昨年と同じというものはほぼありません(といいながら私の出身小学校は小さい学校だったので6年間ほぼ同じメンバー、担任でしたが)「リーダーシップ」の勉強したことはありますが真面目に「組織やチームの勉強」はしたことがありませんでした。そして手をつけたのが「学習する組織」でした。が、この本、私のレベルでは難しくて(長くて)消化不良で「保留」状態に。その後。「THE TEAM5つの法則」「世界最高のチーム」「Googleに学ぶ最強のチーム力」と読みました。Amazonさんは優秀でGoogle系の書籍を買うとちゃんと次を進めてくれるので今回の「世界一速く結果を出す人はなぜメールを使わないのか」を読むことになりました。最近の管理職面談で「業務改善のための案はないか?」と聞かれたことも影響しているなと思います。

①メールを使わないとは
今どきもうメール使いませんという話ではありません。「メールを使わない」というと「メール以外のものを使う」という捉えと、「連絡を取らない」という捉えができます。

「メール以外ののもの」
共同作業できるGoogleドキュメントなどを利用
スケジュールを管理できるGoogleカレンダーを利用
そもそも直接会う、チャット(繰り返しのメールや待ち時間を省ける)

「連絡を取らない」
先送りせず1回で終わらす
 「持ち帰って検討しない」「今必要なら今連絡を取る」
 「今決めるべきことは今決めてしまう」

ちょっと前の時代と違い、いろいろな環境が整ってきました。どの対処法も自分は実践できるなと感じています。例えば保護者懇談の希望を取ることもGoogleフォームかカレンダーを使ってとることもできます。わざわざ用紙を印刷し、生徒から保護者に行き、保護者から生徒に行き、生徒から私に戻ってきて、さらにスケジュールを組んでからまた生徒、保護者と行く、この流れをかなり短縮できそうです(…保護者懇談あるのだろうか)

②AIに仕事を取られないために今すぐできること
3、4年前から学校でもよく使う言葉となりました。だいたいこの話の後に続く主張は「コミュニケーション能力を伸ばす」という話が多かったのですが、この本には「自ら自分の仕事をなくしてしまうこと」ができることと主張しています。どうせ自分が望まなくても無くなっていく仕事なら積極的に無くしてその先に何ができるか、自分の役割をいかに変えれば成果につながるのかを考えるという発想は私にはありませんでした。自分の仕事で無くせそうなものを無くしていくための仕事が今後始まります(すぐに3つくらいは無くせそうなもの、置き換えれそうなものはありますね)

最後まで読んでいただきありがとうございました。今回読んで自分なりにひっかかったところだけアウトプットしました。本書では人間関係、集中力、学び方など様々なことが書いてあります。「この部分は他のほんと似ているな」と思ったところもあります。最後に関係ありそうだなと思った本を載せておきます。暑い季節になりますが体調に気をつけて。

人間関係 「超人脈術」メンタリストDaiGo
集中力  「SINGLE TASK」デボラ・ザック
学び方  「0秒でうごけ」伊藤羊一

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