【面談するときに大事な】話を聴くコツ
この時期に面談をすることが学校では多いようです。
私の勤務先も保護者懇談が設定されています。
普段あまり話をしない方との面談はとても緊張します。
しかし、コーチングを勉強して「聴くスキル」を身につけてからはちょっと気が楽になりました。
今回は「話を聴く」スキルで私が心がけていることを紹介します。
①中立(ニュートラル)に聴く
相手の話を聴くと「それは同意見だ」「その意見は間違っている」と自分が感じることは色々あると思います。
その結果、言い返したり、修正させようとしたりしてしまうことがありませんか?
話すたびに、「それは違うのでは?」と言われたら相手は気持ちよく話すことができません。
相手が考えていることを気持ちよく話してもらうことが面談では大事だと思います。
私はこの中立に聴くを練習し、できてきてからは「そうか、そんな風に思っているんだ」ということと「相手はどんな背景でそう考えたのだろう」と考えるようになりました。
また、よく話してくれるようになりましたね。あまり会話が続かず、「終わりますか?」と気まずい空気の中に面談を終えるということはなくなりました。
②感情をリフレインする
共感が下手といわれる私、理系男子ですが、感情をリフレインするととても妻からほめられます。
「今日○○があって、悲しかったの」「そうか、悲しかったのか」「そうなのよ、でさ~~」となるか
「今日○○があって、悲しかったの」「そうか」「話聞いてる?」となるか
感情を入れてリフレインするとちょっとバカにして聞こえないのかと心配になったこともありますが、自分がされる立場だったら案外そんな風に思いませんでした。
あとは感情を相手が再認識することで話が広がったり、深まったりします。
お姉さんたちの会話を聴いているとこの感情のリフレインが普通に上手。
そりゃ勉強しなくても会話が弾むなと思いましたね。
③背景をつかむ
無茶なことをいう方がいるなと思ったときは背景を聴いてみましょう。
「どうしてそう考えたのですか?」
背景を聴くと納得できたり、極端になった場所がわかったり、他によい解決方法を見つけることができたりします。
相手も話すことで「こっちの方がいいかも」「これはさすがに難しいか」と考え直すこともあります。
「それはできません」とすぐに返答するのではなく、「どうされたのですか?」から聴いてみましょう。
まとめ
気持ちよく話してもらうために中立に聴く
感情をリフレインする
背景をつかむ