REAL SPORTS「甲子園・球数制限」導入は、知られざる闘いの物語だった。“弱小”新潟が高野連に強気を崩さなかったワケ ~高校野球の未来を創る変革者~ を拝読して
私理事の春原と監督の富田とでスポーツジャーナリスト 氏原 英明 さん のオンラインサロンで勉強させてもらっております。
氏原 英明 さん の記事がREAL SPORTSに掲載されました。
「甲子園・球数制限」導入は、知られざる闘いの物語だった。“弱小”新潟が高野連に強気を崩さなかったワケ ~高校野球の未来を創る変革者~
群馬県の高校野球関係者の方にも読んでもらえたらなぁと。
記事にも紹介されている新潟県青少年野球団体協議会(NYBOC)の副会長を務められた島田修先生(現新潟明訓監督)のお話を2017年の慶友野球セミナーで拝聴しました。
セミナーで記事に紹介されているような活動についてのお話を伺い、群馬県とは異なる高野連の存在があることを知りました。
当時のメモを振り返り、その中でも特に印象に残っているお話について。
NYBOCの活動の一環で学童・中学・高校と各ステージの新入部員全員にアンケート調査を実施されているそうです。
そのアンケートを紹介スライドで「希望する守備位置」という項目があり、圧倒的に「外野手」が多く、「希望する打順」では下位打線の希望が多く「4番」が他の打順よりも圧倒的に少ない結果を目にしました。
隣県の群馬も似たようなものなのではないかなぁと思いながら伺っていました。
あくまでも新潟県ではという前置きをされてはいましたが「今の子は、エースになりたくなければ4番も打ちたくないのです」という島田先生のお話がやたらと耳に残り...
では、
その子たちの目指す場所ってどこなんだろう?
その子たちが野球を続けるモチベーションは何だろう?
マクドナルドカップやジャイアンツカップ、甲子園といった聖地を目指そうと心底思っている子がどれほどいるのか...
当たり前のように上を目指すことを刷り込まれてきて、それを目指すこと以外の野球について考えが浅はかであったなぁと痛感させられたことが思い出されます。
それ以降、より子どもたちの要望というか、一人一人の目標設定に寄り添うようにしていこうと考えるようになりました。
重ねて同時期に「どうせ解散するための活動だろう」という衝撃的なフレーズですが、ご尤もな言葉をSNSで目にしてからは中学期は個の能力の向上を第一にして、チームプレーは二の次で良いという現状のスタイルになりました。
解散の後に進む高校野球で、どこでも対応できるには個の技量が高いに越したことはないので。
話は変わりますが
新潟県とは異なるスタイルですが、群馬県にも群馬県高校野球連盟主催の「中学校・少年野球の育成・強化に関する連絡協議会」というものがあります。
今年で18回目になる歴史ある会であります。
学童野球・中学硬式3団体・中体連・高野連軟式・審判部の団体代表と高野連の理事が意見交換をする場になります。
そちらの席にボーイズリーグ群馬県支部の代表として、ここ5年ほど出席させていただいております。
3年前から慶友整形外科の古島先生を中心に「群馬野球フェスタ」も開催されるようになり、それを高野連もバックアップされるようになりました。
(今年は残念ながらコロナ禍の影響でオンライン開催のみでした。)
野球普及や小学生と高校生の交流は進展がありました。
残念ながらそこに中学生が関わることはできません。
高野連の規定で中高の交流は認められていないからです。
しかしながら、記事にも取り上げられた新潟県では小中高に加えて、大学・プロまでの交流が行われています。
それに刺激を受けた長野県でも「長野県青少年野球競技会」が発足され、中学生と高校生が運営する形で北信ベースボールサミットが開催されています。
それらの活動を連絡協議会でご紹介させてもらいましたが、今回のような記事を群馬県の高野連の先生がご覧になることによって変わっていけることがあれば嬉しいです。
個人的には群馬県でも中学生と高校生の交流につなげられたらと考えております。
高い壁はあるものの、何とかしていければと思います。
野球普及などの交流はもちろんですが、合同練習や練習試合ができるようになるまでになればと考えております。
昨年の連絡協議会で提案させていただき、本年の連絡協議会で正式な返答は得られてはおりませんが、高野連本部に意見として上げていただいたことまでは確認できました。
まぁ厳しいでしょうが、粘り強く続けていければと思います。
中高の交流できれば、中学生にはメリットが多いと考えます。
中学1・2年生は身近な目標が3年生に設定できることができます。
一緒にプレーし目の当たりにすることができます。
しかしながら、中学3年生である1年間は自身より年長者のプレーを近くで見ることやアドバイスしてもらう機会がありません。
見て真似ることが野球には大切なことになると思いますので、それができればよりレベルアップにつながるかと思います。
また、より高校の情報を得た中での進路選択ができるようになると思います。
高校受験についても提起させていただきましたが、あまりに少ない情報量を交流によって少しでも増やせれば子どもたちにはプラスになると考えます。
備忘録的に書きなぐり、まとまりませんが
ぜひ「甲子園・球数制限」導入は、知られざる闘いの物語だった。“弱小”新潟が高野連に強気を崩さなかったワケ ~高校野球の未来を創る変革者~をご一読ください。
とうことで以上となります。
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