金属バット
先週末は上信越大会の1回戦でした。
5/8(土)は前橋ボーイズ班が、5/9(日)は前橋中央ボーイズ班がそれぞれ初戦を戦いました。
結果は見事に両チームとも初戦突破をすることができました。
両チーム初戦突破は何年ぶりでしょうか... とにかくよく頑張ってくれました。
試合慣れにはまだまだの時期であることと、コロナ禍であることも考慮して守備面でのミスや投手の好不調は仕方なしと考えています。
その逆に打撃に関してはこのような時期ですので、より「個」の向上への取り組みができ、大会はそれを確かめられる良い機会であると思います。打つことに主眼を置いて練習してきていることもあり、結果が欲しいなぁと思って大会に挑みました。
守備に関しては両班とも前橋中央っぽくドタバタが多かったですが、打つ方に関しては、前橋班は12安打・長打5、前橋中央班は17安打・長打6と良く打ってくれたと思います。
この結果に選手たちはもちろん嬉しいのでしょうが「あれっ?」と思うような打球に少々困惑気味の選手がいたことが印象的でした。
前橋中央硬式野球俱楽部では練習や練習試合は「低反発金属バット」を使用しています。(竹バットも併用します)
そのバットはチームオリジナルというか、OBの方の会社に仲介してもらって独自で手に入れています。欲しいという方には販売の仲介も行っておりますのでお問い合わせください。070-5552-8399
(中学低学年用・中学高学年用・900g以上の高校生用の3種類があります)
その低反発金属バットを使った普段の様子からみれば、ここまでの結果は予想できませんでした。
しかし、大会には日本少年野球連盟の規定により市販の金属バットを使用することになります。
打ち損ねのゴロが野手の間を抜けて行ったり、外野フライかと認識して走り出したものの外野の頭を超えていったりと普段と違うバットの感覚に何を感じたでしょうか、毎度ベンチの大人も驚くほどです。
大会では市販の金属バットを使用する、この時ばかりは開放される?では、本来の低反発金属バットを使用している趣旨とは異なることになってしまうと思いますが規定ですので...
そのような状況下で、恐らくですが市販の金属バットが扱いやすくなることは間違いないかと思います。バットのおかげで打たせてもらっていることを忘れずにと伝え続けています。
将来を見据えた場合に、動作を習得することに適した時期である小中学期に高性能のバットを操作する感覚を養うより、難易度の高い竹バットや低反発金属バットで感覚を養った方が望ましいと考えています。
学童期のビヨンド、中学期の高性能バットに関する議論は高まる一方であることからも、近いうちに見直されるのではないかと感じています。
バットが反発するからということも影響があったと思いますが、バットで捉える位置が変わってきてることも感じています。
竹バットや低反発金属バットで3年間打ち続けてくると、だんだんとバットの先の方で打つようになってきているように感じます。
私は前橋中央班の引率になりますので、実際にはそちらのゲームしか観ていませんが、2年生の選手たちはまだまだな感がありましたが、3年生は及第点かなぁと感じました。
(竹バットやウレタンボールでお世話になっているボールパークドットコムさんのHPにバットのスイートスポットについて説明されています。)
感覚的に先の方で捉えようとする打ち方になるような感じがしています。
プロ野球選手のインパクトの瞬間をとらえた画像も木製バットの先の方で捉えているものを多く目にします。
というわけで、低反発金属バットは目先の大会で良い結果を求めていくことも将来を見据えても、いいことずくめだと思います。
両日とも球場当番を仰せつかり、2年生の保護者さまを中心に大会運営へのご協力誠にありがとうございました。
また、コロナ禍の大変な時期にもかかわらず大会を開催してくださった日本少年野球連盟群馬県支部の関係者の皆様に心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。
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