#まどぅーか先生のビジネス下剋上講座 第7回「山椒は小粒でもぴりりと辛い、の巻」
こんにちは。まどぅーかです。
『まどぅーか先生のビジネス下剋上講座』第7回です。
前回は、会議などで話す立場になった時に、勝率をあげる(自分の意見に納得してもらう)ためにできるテクニックをご紹介しました。
⇒第6回「惹きつけるプレゼンの技、の巻」
今までは、メインで話したり、会議を仕切ったりする”エース”になるための考え方や、やり方をお話してきました。
しかし、エースばかりが仕事をするわけではないし、常にエース級の働きをし続けなければいけないと大変です。
正直、無理です。私なら逃げたくなる。
そして、この講座は、ビジネスでのチャンスをつかみたくて悩んでいる方が読んでくださっているという想定で書いているので、まだエースとして話し続けられる環境にないかもしれません。
そこで、今回は、エースではなくても、少ないチャンスで存在感を示して、他者からの認知を増やすためのコツについてお話します。ここぞという時に決めることができれば、そこから存在感を増してエースになることもできるし、ある面ではエースとして活躍しつつ、ある面ではそこまではやらないけれど、あの人がいてくれたらいいよね、という存在になれるはずです。
タイトル通りぴりりと場を締める人になる方法です。
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では、本日も下剋上講座を始めまーす!
1.記憶力が鍵
最初に私自身の話をすると、学業も、仕事も、記憶力で乗り切ってきたようなところがあります。
コンピューターや様々な技術が発達して、人間はもう覚えなくていい、なんてことを言われたりするのですが、私はそれには賛成できません。
なぜなら、ただ覚えていればいいのではなく、覚えた中からスピーディーにその場に必要な情報を提示することが大事だからです。そして、それができるのは人間しかいないからです。
極端な言い方をすると、ビジネスの場はコンマ何秒がモノを言う時間勝負でもあります。
「あれ、なんだったっけ?」
その瞬間に、必要で具体的な回答を出せること。必要とされる人の条件だと思います。
”その瞬間”というのが、コンピューターに記憶を任せていてはできません。議論や会話は一秒ごとに状況が変わるので「なんだっけ?」という瞬間に答えが出せないと間に合わないのです。
「検索するのでお待ちください」
というのが待てない。すぐに次の話題、次の話者に流れが移ります。
どんな情報にも5秒でたどり着けるという検索名人がいたとしても、それでは遅いのです。次の話題や話者に移ってしまってから「先ほどのことは~」などと話しても、提示した答えの効果は半減します。難しいですよね。
しかし、ここで必要な答えを瞬時に応えられると、一気に存在感が出ますし、重宝される存在になります。
では、そういったチャンスを逃さないために具体的にどういうことを覚えていたらいいのか、についてお話しします。
当然、全てのことを覚えることは不可能ですし、覚える必要はありません。
覚えるべきことは、二つです。
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