紫外線吸収剤は肌に悪い?日焼け対策の常識をアップデート
※この記事は2022年4月22日に更新しました。
この人に聞きました!
この春、デビューした日中用乳液「メイクフリー」の特長は?
――この春、エクスボーテから「メイクフリー」というアイテムがリリースされていますね。特長を教えてください。
【中川】なんといっても使用感のよさだと思います。
ベタつきやキシキシした感じがなく、少量でもするする伸びます。
朝用の乳液として使えるみずみずしさですが、紫外線をブロックする効果は「SPF50+/PA++++」と、国内最高水準です。
日焼け止めの感触が苦手という方にも、ぜひ試していただきたいと思います。
――確かに、日焼け止めのベタベタした感じが苦手だという方も多いと思います。この感触の違いは何から生まれるのでしょうか。
【中川】成分の違いですね。
紫外線から肌を守るための成分には、紫外線散乱剤と紫外線吸収剤の2種類があり、それぞれこんな特徴があります。
「メイクフリー」は、3種類の紫外線吸収剤と、2種類の紫外線散乱剤を組み合わせています。
使用感のよさを最優先に考え、ちょうどよいバランスを追求しました。
――紫外線吸収剤は、何となく肌によくないイメージがありますが・・・。
【中川】そういうイメージを持つ方もいるかもしれませんね。
しかし、原料メーカーなど業界の努力で、紫外線吸収剤もどんどん進化しているので、ぜひ、知識をアップデートしていただきたいです。
昔の紫外線吸収剤は、重ね塗りすると青光りして、テカテカした感じになりましたが、今は透明で白くなりにくく、伸びがよい上に、肌への刺激も少ないものが、いろいろ出ています。
なかでも「メイクフリー」は、とにかく伸びのよさにこだわって、成分を厳選しました。
少量でもすごくよく伸びるので、ぜひ試してほしいです。
―「伸びの良さ」はそんなに大切なのでしょうか?
【中川】大切です!
伸びが悪いと、肌に塗ったときに、均一に伸ばしたつもりでもムラができてしまいます。
指の圧力によって、厚くついたところ、薄くついたところができてしまうんです。
薄くついたところは、紫外線をブロックする効果が弱くなってしまいます。だから、均一にムラなく伸びることは、日焼け対策にはとても大切なんです。
――塗り方にも注意が必要なんですね。
【中川】はい。日焼け対策のアイテムは、ぜひたっぷり使ってほしいです。たくさん売りたいからじゃないんですよ(笑)。
少量しか使わなかったり、無理に伸ばそうとしたりすると、先ほども言ったように、指の圧がかかってムラになってしまうので。
また、使用感のよさにこだわったのにも理由があって、塗り直すのが苦にならないようにしたかったからです。
ベタついたり、キシキシした感じがしたりすると、塗り直すのがつい面倒になりませんか?
――確かに。使用感がよく、重ね塗りしても白くならなければ、1日に何度でも塗り直す気になりますね。
【中川】はい。「メイクフリー」なら保湿感も高いので、ぜひたっぷり使ってほしいです。
「ヒアルロン酸※1」や「コラーゲン※2」、「ナイアシンアミド※3」など、美容成分が12種類も入っているので、しっとりした感じが続きます。
日焼け止めの感触が苦手な方にも、日中用乳液として、化粧水や美容液のあとに使っていただきたいですね。
首回りも意外と日焼けするので、ぜひ、首もとまでスーッと伸ばして使ってもらえたらうれしいです。
開発者が日焼け対策アイテムを選ぶ基準とは?
――中川さん自身は、どんな基準で日焼け対策のアイテムを選んでいますか?
【中川】皆さんご存じのように、紫外線を防ぐ指標には「SPF」と「PA」の2つがあります。
「SPF」が紫外線B波を、「PA」が紫外線A波を防ぐ度合いを示しています。
「SPF」を気にする方が多いのではと思いますが、私の場合は、必ず「PA」もチェックしています。
――それはどうしてでしょう?
【中川】日焼けやシミの原因になる紫外線B波に目が行きがちですが、紫外線A波にも注意が必要だからです。
紫外線A波は肌の奥まで届いて、シワやたるみの原因になるんですよ。
紫外線A波の影響を示すものとして、アメリカで、28年間トラック運転手として働いていた男性の写真がよく知られています。
アメリカなので、左ハンドルの車を運転していて、毎日左側から紫外線を浴び続けたんですね。
写真を見ると、明らかに顔の左側だけ皮膚が厚くなり、大きなシワができています。
――左と右で、まるで別人のようですね。
【中川】紫外線の影響がよくわかりますよね。
仮にシミやシワができたとしても、美容医療に頼れば改善することもできます。
でもそうなると、お金もすごくかかりますし、精神的なハードルも高いですよね。
だから、そうなる前の予防、毎日のケアが大切なんです。
外出しないという日でも、日焼け対策は、朝からしっかり行ってほしいです。
「絶対に焼きたくない人」の日焼け対策
――中川さんご自身は、どんなふうに日焼け対策をしていますか?
【中川】私は「絶対に日焼けしたくない人」なので、朝のスキンケアのあとは「メイクフリー」を顔のすみずみから首まで塗り、さらに、顔の高い部分に「薬用CCハイプロテクトUV」を重ね塗りしています。
――「薬用CCハイプロテクトUV」は、「メイクフリー」と同時期に発売された、日焼け止め効果のあるトーンアップ下地ですね。
【中川】こちらは、美白(※4)や抗炎症効果もある医薬部外品で、黄色っぽい色味が特徴です。
この色が、肌をトーンアップしてくれるんですね。
おでこや頬など、顔の高いところには日光が当たりやすく、そのためシミもできやすいので、こういった部分には「薬用CCハイプロテクトUV」を重ね塗りしているんです。
肌の色ムラを調整する下地もありますが、「薬用CCハイプロテクトUV」なら、トーンアップしつつ日焼けも防げるので。
――本当に「絶対焼きたくない人」なんですね(笑)
【中川】はい、絶対焼きたくないんです(笑)。
ちなみに「薬用CCハイプロテクトUV」も、「SPF50+/PA++++」という国内最高水準値のUVカット力なんですよ。
美肌の基本は日焼け対策
――まだまだマスク生活が続きそうなので、つい油断してしまいそうですが、やはり、日焼け対策はしっかりした方がいいですね。
【中川】日焼け対策のアイテムは、家の中でも、朝から必ず塗ってください!
今は、休みの日などは外出しないことも多いかもしれませんが、家の中にいても紫外線は降り注いでいます。
美肌をキープしたいなら、「まずは日焼け対策」と思ってください。
――わかってはいるのですが、どうも日焼け止めのベタつきやキシキシした感じが苦手で・・・。
【中川】そういう方にこそ、使用感がよくて何度でも塗り直しができる「メイクフリー」を試していただきたいです。
クレンジング剤を使わず、石けんだけで落とせる処方にしたのも、こういう時季こそ毎日使ってほしいから。
紫外線吸収剤が肌に合わないという方もいますが、最初から避けて通るのはもったいないですよ。
肌に合わない場合は返品もできるので(※5)、ぜひ、「メイクフリー」を使ってみてほしいと思います!
※1 アセチルヒアルロン酸Na、ヒアルロン酸Na、加水分解ヒアルロン酸(すべて保湿剤)※2 水溶性コラーゲン(保湿剤) ※3 保湿剤 ※4 メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ ※5 ご購入から30日以内は、ご使用中の商品でも返品・交換を承ります(当社から直接購入した場合に限ります)。詳しくはこちら
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