理想の生活に一歩、近づいた【新井和奈】〜Instructor’s File・４
４年前に出会ったときは、ただただ「天使のような人」でした。
でも今は、力強さと自分への正直さを兼ね備えた「ビーナスのような人」だ、という印象の新井和奈インストラクター（かずなちゃん）。
「産前・産後のセルフケア オンライン教室」を担当するインストラクターの横顔を紹介する「Instructor’s File 4」です。
魂が喜んでいるかずなちゃんの新生活の様子と、ダンス動画をお届けします。 （聞き手：長野奈美）
★かずなちゃんのブログ ＞産後のホント
●家族みんなで食卓を囲む喜び
夫の転職が決まり、9月に東京・渋谷区から、千葉市に転居しました。千葉県で暮らすのは16年ぶり。戻ってきたなという安心感があります。都内にいた時は家族５人、ギューギューで暮らしていたけど、部屋にゆとりがあるから、気持ちにもゆとりが出てきました。
夫の働き方が変わって、朝は早いけど夜は6:00ごろに帰ってこられるので、家族みんなで晩ご飯を食べられています。それが私にとって一番うれしいこと。総合的にこっちにきて良かったなという気持ちです。
夫は新しい職場の人とも仲良く、サウナ部とか立ち上げて、自分の好きなことを語れる仲間がいるよう。新しい農業の仕事は体はしんどそうだけど、精神的には以前より元気そうでうれしい。
どうやったら「自分も仕事をしながら、夫と一緒にいられる時間があるかな？」と考えてきました。千葉に引っ越してきて、今はレッスンはオンラインのみだけど、家族一緒の時間が増えているので、理想の生活に一歩近づいている感じがしています。
●「夫と自給自足の生活」に向けて
自分たちで育てたものを食べられたらいいなとも思っています。お金がなくても食べ物があるのが豊かな状態だと思うから。いつも土に触れられるのがいいなあ。農業を仕事としてやるのはしんどいと夫を見ていて思うけれど、自分たちが食べられる範囲だったらそんなに大変なこともないんじゃないかな。夫が借りている畑で、繁忙期には一緒に収穫を手伝ってほしいと言われているので、それが楽しみ！ 今も間引きした白菜とかを持って帰ってきてくれるので、野菜は買わずに済んでます。何かわからない野菜も「鍋にしよ」って食べてます。無駄にしちゃっているものをたくさん消費できているのがいいな。
●私の大切にしたい「感謝」と「誇り」
一番身近な人に「感謝」の言葉を伝えるのを忘れがち。「当たり前だとおもっているんでしょ」と思われたことがあったので、ちゃんと伝えていきたいなと思っています。
「感謝」を自分の大切にしたいこと、と意識したら行動が変わってきました。
起こってしまったことに対して、「いい悪いではなく、ネガディブなことにも意味がある」と感謝できるようになり、自分の気持ちがラクになりました。
エラーがあることで、その先の選択肢が広がったり、予想できない方にうまく道が分かれるということを経験してきました。失敗をしたときに「嫌だ、悲しい」という気持ちだけじゃなくて、「あ、このときにあれがあったおかけで今がある」と未来の自分が感謝していることを想像するだけで、気持ちが穏やかになります。
起こったことすべてに感謝。
今は邪念がなくなり、シンプルにそう思えるようになりました。
一方で、私には自分を卑下する癖があります。マドレのインストラクター・スタッフの中にいると、素敵な人がたくさんいるのでついつい「自分下げ」をしてしまう。でも、自分の生きてきた人生を誇りに思いたいんです。これまで全く同じ経験をしてきた人はいないわけだし、自分に対して誇りを持っていたいです。
●本能が喜ぶ感じ！
もともと音楽が好きで、歌ったり踊ったり、体で表現することが好きです。本能が喜んでいる感じがする！
好きな曲でアーティストが踊っているように自分で体を動かしています。「うまいか下手か関係ないや！」と思ったら、わざわざダンス教室に通って基礎から教えてもらって、とかしなくても踊れるんだ、と気づきました。同時に自然と「ダンス好きだ！」と思えました。
踊っていると筋力足りなかったり、ステップも初心者だからわからない…ってなってきます。ゆっくりの動画を見ても「何がなんだか…」とか「体が言うことを聞かない！」みたいな。でも、１ヶ月もやっていると、自然と踊れるようになるの！ その変化が楽しい。
動画を撮りながら練習することで、違いに気づいて、正しい動きに近づくよう練習するっていう過程が好きです。
仲間とのZoom練習会でも、まっさらな状態で参加にすると、全然踊れなくて「悔しい！ コソ練しよ！」となります。一人じゃなくて人とやることのメリットです。誰かと練習することが自分にとっては大事です。せっかくやるんだったら、かっこよく踊りたい！
そうやってかずなちゃんが練習してきた１ヶ月の成果がこちら！