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実はもうすでに目指し始めていたという
実のところ、昨日から激アツハッカーを目指し始めたわけではない。それを目指し始めたのは、記憶がおぼろげだが、たぶん20年前ぐらいじゃないかと思っている。なにかの、映画か何かを観ていて、主人公がタフガイ系で、「あ、自分にはこの路線は無理だな」と悟ってしまったことがあった。その際に、苦し紛れの負け惜しみにおいて、「しかしあいつらも結局はテック組がいないとこんなに無双することは不可能じゃん」と、思ってし
もっとみるとりあえず私自身の現在地について話しておこうと思う
超ド級のハッカーになることが前提なので、あまり身辺については話さない方がよいのだろうが、物語である以上、必要な情報はやはり明かしておかなければならないだろうと思う。何が必要で何が必要でないかを判断することは難しいが(だってまだハッカーではないから!)、とりあえず名前と年齢、出身地、好きな食べ物ぐらいは問題ないだろう。
名前:マッドペプシゼロ
年齢:アラフォ
出身地:中国地方
好きな食べ物:炊き
mad boys two mad
それで、どうやってそこから脱出した?
ああ、実はまだ脱出できてねえんだ。おまえに手伝ってもらおうかと思って。
脱出できてない? コオロギは驚いていた。心臓は激しく鼓動し、思考は非常に鋭さを極めていた。 脱出できていない? じゃあ、なんでお前と話しているんだ?
わけがわからないが、お前はいまどういう状況なんだ? コオロギはそいつに訊いた。
ああ、・・・ああ、まあな。・・・すうっと息を吸って、