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みんな誰でも「しんぱいしなくて だいじょうぶ」byオオヤマ

こんにちは。スタッフオオヤマです。

台風で天気が不安定な日が続いていますが、
皆さんがお住まいの地域が被害に遭われていませんように。


さて、そんな台風が近づいていた先週、渋谷で開催されていたイベント「All Artists」に行ってきました。
参加型のワークショップで、4日間、毎日違うアートの体験ができるイベントでした。

こちらのイベントのコンセプトは、

「絵がスキでも、苦手でも。
図工の成績がよくても、わるくても。
年齢や国籍、障碍あるなしも、全部関係ない。
誰もがアーティストになる日」


だから、参加者もそれぞれ。
私が伺った最終日は、小さなお子さん連れの親子が多かったかな。


私が体験したのは、「ペタペタ画」
繊維(布)でできた折り紙サイズのシールを、
好きなように、プラスチック製の円筒形の入れ物に貼り付けてキャンドルスタンドにしていきます。
貼っても剥がせるから、何度でもやり直しOK.

小さな子供たちに混ざってする作業は刺激的でした。

そこで気がついたこと。
私は、頭でイメージを考えて、
何色から貼っていこう・・・って悩む。
どこから貼っていこう・・・って悩む。
あれ?イメージと違う?・・・って悩む。


でも、小さな子供たちって、イメージはあるのかもしれないけど、
どんどん貼っていく。
目の前にいた小さな男の子は、お母さんに「恐竜切って」って言ってる。
多分、ハサミがまだ使えないんだと思う。
でも、どんどんお母さんに指示してる 笑。

ちがう女の子は、葉っぱの形を何枚も切っていて貼ってない。
いろんな色があるのに、2色しか使ってなくて、みんな同じ形に切ってる。

真剣なんだけど楽しそう!!

私ときたら、うまくできなくて何度も貼り直したり、色を変えてみたりしてるから、
真剣・・無言・・・。
楽しむことを忘れがちに。
(あ、でも心の中では楽しいって感じてました)


結果、20分くらいで出来上がった時、
葉っぱの形を切ってた女の子は、
最終的に、たくさん葉っぱを貼った、自分の作品を見て
「木漏れ日」ってタイトルつけてた。
本当に、葉っぱの隙間から光が溢れてて木漏れ日だった。

男の子は、たくさんの恐竜を貼りまくってて、ただただ満足気だった。


なんかね。
その時思ったんです。
うまく作りたい。綺麗に作りたい。って思ったけど、そもそも不器用な私は満足なものはできなかった。
不器用なんだから、ちゃんと考えて、少しでも上手に・・・って思った。
そんな風に思わなくて良かったんじゃない?

子供達は、作りたいもの作って、やりたいようにやって、結果は満足そうだったもん。
それで良かったよね〜それが最高だよね〜。って。


表現することに正解も不正解もないから、何をどんな風にやっても自由。
結果、何が出来上がってもOK。


一番は、心に制限かけずに、心のままに表現して、それができた時の気持ちを感じること。なのかな。


それを当たり前のようにやってる子供達が、ちょっと羨ましかったです。


心のいろんなフィルターを、時にははずしてみると、新しい気持ちになれるかも。
なんて思ったのでした。


そして、お隣のスペースでやっていた美術展にも寄ってみました。
世界各国の障碍を持ったアーティストの美術作品展でした。
見学をしていたとき、同じように見学にきていた男性(もしかしたら作家さんだったのかも)が、
ずっと、
「しんぱいしなくて だいじょうぶ」
「しんぱいしなくて だいじょうぶ」
ってつぶやきながら見学してました。


その言葉に純粋さを感じて、不思議と温かい気持ちに。


「しんぱいしなくて だいじょうぶ」


フィルターはずすのが怖いと感じたら、そっと自分に言ってみよう。


そんなことを感じた穏やかな1日でした。


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