結局、食うに困らず、死ぬまで健康でいたいのだ。
止まれるのは、過去だけ。
あらゆる感情は、運ばれてしまう。
時という風に乗って。
哀しみは、海へ流され、
怒りは、炎に舞い上がり、
二度と取り戻せない場所へ。
苦い記憶は、存在しない。
私が蒸し返さない限りは。
過去に執着したのは、怖かったから。
未来は、明るくなんかない。
つまるところは、老いて、死ぬ。
それが、ゴール。
前を向くということは、
ネガティブの底を見ることだ。
残念ながら、私は死んでしまうのだ。
いつかは分からないけれど、必ず。
私はまだ、死をポジティブに考えらない。
けれど、死ぬまでは生きるだろう。
死ぬのは怖いもの。
なので、
どうせ死んでしまうだけの人生なら、
命という時間を使ってみよう。
私のために、命を費やそう。
今日を生きて、今夜死のう。
明日は、新しい一日を生きよう。
なんてね。
一日の無事を疑うことなく
朝を迎えられたことに感謝します。
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