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【備忘録】『ロボット・ドリームズ』
ナニコレ、、、私が宇宙人になった気分。
心地よいハッピーサッド。
ラストシーンとクレジットのビジュアルや音楽はハッピーエンドのトーン。でも、胸が苦しい。締め付けられる。
両想いなのに、最適解を選択して、結ばれない2人。とか、そういうレベルじゃなくて。
皮肉で胸が苦しいのか、、、?
ストーリーを追おう。
孤独
↓
ロボットで孤独が埋まる
↓
再び孤独になる
↓
生物で孤独が埋まる
↓
でも、生物には自由意志がある
ロボットは順応の範囲でしか意志がない
↓
距離が生まれて再び孤独になる
↓
待ち侘びた再会
↓
会えない2体
↓
偶発的に、選択的に、2体が別々の代替案と結ばれる
↓
運命の再会の瞬間
↓
2体のハッピーエンドは、代替案である2体のバッドエンド
↓
それなら、、、とロボットが自由意志で最適解を選ぶ
孤独と孤独を埋める存在。
その理想と現実が描かれているはず。
シニカルに捉えるなら「孤独を埋める存在は替えが効く。最初のタッチポイントが100%に思えるだけで、80%くらいの形はある」
ポジティブに捉えるなら「いつか孤独は埋まるし、いつか前隣にいた存在のことを忘れられる日が来るよ」
どちらにせよ希望なのか。孤独は埋まる。
ストーリーも表現もめっちゃシンプルなはずやのにメッセージが多面的に捉えられて、味わったことのない感情。ラストにモヤモヤしてる訳じゃないねんけど、苦しかった。
ちょっと理解が追いつかないです。