筆箱紹介9
窓と申します。
湿度ばっかり高くて嫌な季節ですね。
僕はこの時期、水を被ってから学校に行きます。自転車に乗って、着く頃には見事なパーマです。新鮮な髪型で過ごせると考えれば、意外と悪くないのかも。そういえば、先日生活指導のおばちゃん先生に、「パーマはやめろ」と怒られました。嫌な季節。
○ペンケース
UNITEDBEES/ボートペンケース
ライト
”The 筆箱"といった感じでしょうか。
ひたすらシンプルに使いやすい筆箱です。
noteでは初投稿ぶりの登場です。
信じ難いことですが、すでにSNSで投稿を始めてから半年が経っているそうです。
稚拙な文章ではありますが、初投稿の時の記事もご覧頂ければ幸いです。
倉敷帆布製のカラフルなストライプ柄が特徴のユナイテッドビーズのボートペンケース。
帆布にはパラフィン加工が施されており、見た目によらず丈夫で防水性もあります。
パラフィン加工とは、帆布などの生地にロウを染み込ませることで撥水効果をもたせる加工法のことで、パラフィン加工をほどこした帆布のことをパラフィン帆布とも呼ぶそうです。
使い込むことで徐々に柔らかくなり、手に馴染んでいきます。
仕切りがないため体積分の容量があり、ペンだけなら10本は優に入ります。
ファスナーはYKK製でひっかかりなど感じようもありません。
まさに筆箱の模範とも呼べる完成度の高さだと思います。
カラー展開も豊富で何色かはラダイトによって復刻されていて、このカラーもベンディペンケースとして生まれ変わって復刻しています。
欲しいな〜。いや、俺にはボトルグリーンが…。と葛藤しています。
そもそも買う機会がないですけどね。
なるべく使う見込みがなさそうなものは買わないようにと意識しています。
せっかく買ったのに結局あんまり使わないまま売っちゃう、なんて悲しいですからね。
だから日々物欲と闘っています。
戦績は、あまり良くないけれど。
○MP
ぺんてる/グラフ1000
0.4mm B
お馴染みもお馴染みとなっています。
書きやすいシャープペンシルが欲しかったらとりあえずこれを試してください。というくらいには自信を持っておすすめできる最高のシャープペンシルです。
僕のものはエボナイト製のグリップをつけています。
通常のグラセンよりグリップ力は落ちますが、よりスタイリッシュなデザインにしてくれるので、多少不便ながら気に入って使っています。
購入から4年が経過し、常に僕の筆箱の前衛を張ってくれている頼もしいエースです。
印字は禿げ、軸はツヤツヤに光り、金具の塗装は削れて金属が剥き出しになっています。
愛着は、それはもう一線を画したものになっています。
なにせ、すでにこれはお金を払えば得られるものではありませんから。
壊れちゃったら、少し泣くかもしれません。
大事に使います。
この相棒と大学受験も乗り越えたいですね。
そしてこれからも、お願いしたいです。
シャープタンク/チューニングシャープ
0.4mm HB
多角形の軸と格子柄のグリップがかっこいい。
尖ってる上にゴツゴツしていて槍みたいですね。
この槍で毎日理系科目と戦っています。
一体一体が強敵な上に数に限りがないので、こちらはすでにボロボロです。
なのに、周りの人たちは100円やそこらの槍でバッタバッタとあいつらを薙ぎ倒していくのでこっちは閉口ですよ。
ぺんてるのPG5の軸を剛性たっぷりの軸に換装できる韓国の筆記具工房製のカスタム軸です。
僕のものはPG4の機構を使って0.4mmのシャープペンシルとして使っています。
運に恵まれ、Xで購入代行をしてもらい手に入れることができました。
書き心地はs20に近いように感じます。
欠点としては、口金のネジが緩みやすいなと感じました。
使っているうちにそこそこ頻繁に緩んでしまうのでそこが残念なところです。
個体差の可能性はあります。
もう一つの欠点は値段。
実は僕が今まで購入してきた筆記具のなかでは三番目にデカい出費でした。さらばお年玉。
軸に木材やスターリングシルバーなどの素材を使っているからか、かなりお値段は張ります。しかし手に入っただけで満足も大満足なので、一切の後悔はありません。
僕には傷を恐れない勇気がなかったので、ペンシースにしまった上で筆箱に入れています。
このペンシースは、革細工が得意な知り合いにお願いして作ってもらったものです。
ほんの軽い気持ちで頼んだんですが、張り切ってくれたのか注文の3倍のシースと立派な筆箱までついてきました。
趣味人とは恐ろしい生き物です。
また、590&coでは、handwoodさんが制作しているPG5のカスタムパーツを販売しているそうです。
これがかなりかっこいいので欲しいんですけれど、今のところ店舗での販売のみらしいです。
羨ましいぞ関西。
uni/アルファゲルスイッチ オパールグリーン
0.5mm HBsoft
新メンバー1。
1日に占める勉強時間の割合が急増したことにより、中指の第一関節にかかる負担が酷くなったので購入しました。
界隈ではカスタムグリップが流行っていますが、一瞬で硬いグリップに変えてたら何のために買ったのか分からなくなるので、しばらくはこのまま使っていきます。
クルトガの素晴らしさは理解していますが、書き味に影響を与えてくる機能は、少し僕の好みから外れるのでずっとロック状態のままで使っています。
俺だって君のことを好きになりたかった。
評判は聞いていましたが、噂に違わず書きやすく、当然手も疲れませんでした。
グリップのちょうど真ん中で持つのが一番書きやすいのかな?
ただ、ひとつ物申したいことがありまして。
筆箱の中でロックが解除されたりするのはまぁしょうがないですけど、ペンを置いたはずみでロックが解除されてしまうのは頭にきます。
もちろん、そーっと置けばそんなことは起こりません。
ですが授業中急いでペンを持ち替えたりする時に多少雑に置いたりするのは皆さんありますよね?
そのときにロックが解除されて再び持ち替えた時にクルトガになっているのがだいぶ面倒臭い!
なぜロック機能をデフォルトにしてくれなかったのか、という点だけが不満でした。
欠点ばかり大きな声で言ってしまいましたが、ロック機能は本当に優秀で、ほとんどブレはなく、さらに低重心で書きやすい上にデザインも良いので、全体で見ればとても良いシャープペンシルだと思います。
気に障った方がいらっしゃったら申し訳ありません。
コラム 〜MPの使い方について〜
今回の構成ではMPを3本入れています。
基本、この3本をローテーションして使っています。
流れとしては、
・グラセン
最強。大体はこいつで良い。
使ってるうちにエボナイトグリップが滑りやすくなる。
↓
・チューニングシャープ
グリップが格子柄で滑りにくい。
重量があるので手が疲れてくる。
↓
・アルファゲル
柔らかいグリップで手が痛くならない。
慣れないブニブニしたグリップに飽きてくる。
↓
・グラセン
という順番で回しています。
想定して出来上がった流れではありませんでしたが、これがかなり安定しているので紹介しました。
○BP
uni/uni-ball signo DX
0.5mm 青
ガワはブルーブラックにしています。
かっこいいので。
丸つけ直しに使用しているため、この中での使用頻度はトップクラスです。
キャップ式のボールペンはノック式に比べて手間がかかる弱点がありますが、その分ペン先のブレがとても少ないという強みがあります。
僕は丸つけの時はだいたいペン先出しっぱのまま使うので、デメリットをあまり感じずに使えています。
値段も安く、どこにでも売っているため、丸つけのように使用頻度が高い役割として使うには最適なのではないでしょうか。
余談ですが、受験期に入ってからのインクの減りがえげつないです。
前回の筆箱紹介との間で、使うペンを少なくした構成にして過ごしていたところ、1日でこいつのインクがモリッと減って焦りました。
少数精鋭、難しいです。
PILOT/HI-TEC-C COLETO
0.4mm オレンジ・クリアブルー
新メンバー2。今回の筆箱紹介で一番おすすめしたいペンはこいつです。
最近は、多色ペンは無印などのような透明軸が流行っているように思えます。
しかし、どれも廃盤だったりして中々手が出しづらい値段をしています。
そこでおすすめしたいのがこのボールペン。
2色の色を使うことができ、精度も悪くないです。
そして優秀なのがグリップです。
先端に横線が掘られているのに加えて中間は多角形グリップになっていて、ボールペンとして見ても珍しい作りになっています。
当然軽くて取り回しが良く、とても使いやすいです。
そしてこのペン、300円です。
軸だけなら100円です。
コスパおかしい。
良くないですか?このリフィルが平行に並んだデザイン!
リフィルも発色が良く、とても使いやすいです。
クリップ周りのデザインがクソだせぇ事以外はコスパぶっ壊れのめちゃめちゃ良いペンです。
いやそっちも凝ってよ…。
PILOT/Laureate ストライプ柄
0.5mm 黒
パイロットが昔販売していたキャップ式ボールペンです。
廃盤商品ながら、エナージェルやサラサのようなc300系のリフィルを使うことができる優れものです。
ちょっと前まではフリマサイトでほぼ定価で購入できたのに、今ではかなり相場が高騰してしまいました。
ストライプ柄が好きな僕からすると最高のデザインをしています。
中心部の丸っこい字体の刻印も良い。
クリップと上下の底面は鏡面になっています。
ローリートは軸の種類が豊富で、柄無しや木軸、相場が高めの格子柄、その他様々なものが販売されていたようです。
念仏が軸の隅々まで掘られているモデルもあるとか。
リフィルは、最近ぺんてるから販売された、フローチューンの黒を入れています。
このインク、油性とは思えないくらいスラスラと書くことができます。
僕の場合、何も知らずに試し書きコーナーで触ったときは「エナージェルと何が違うんだこれ」と思って一度スルーしました。
後から教えてもらうまで油性だとは気づかなかったくらいにはスラッスラ書けます。
観察力無さすぎとか言わないで。
uni/ジェットストリームプライム3色
ベージュ
高めでもいいから一番書きやすい多色ペンを教えてくれ、と言われたら僕は迷わずこのペンを紹介するでしょう。
ノート取りのときはいちいちシャーペンに持ち変えるのが億劫なので、全部このペンを使って書いています。
筆箱紹介6でも話しましたが、僕がこのペンにおいて一番好きなところは重心です。
一般的な多色ボールペンに比べて重ためなこのペンですが、絶妙な位置に重心があることでとても滑らかに筆記ができます。
シンプルなデザインとクリップのアクセントも秀逸だと思います。
個人的に、一番使用頻度の高い青が真ん中にあるのがお気に入りなポイントです。
○小物
ZEBRA/CHECK PEN-α
学生は皆、このペンを発明した人に感謝しましょう。
マーカーを引いた箇所の文字が赤シートで隠せるすぐれものです。
僕は理系なので英語や科学などでかなり使っていますが、文系の方は僕の比にならないくらいお世話になっているのでしょう。
あるとないとじゃ勉強の効率が段違いです。
デザインはぶっちゃけ靴下みたいですけど。
・ホシヤ/keep
ずっとこれを使ってます。
硬めで軽い力で消える、良い消しゴムです。
ちなみに、みなさん消しゴムが減ってきた時、カバーは切る派ですか?折る派ですか?
僕は折る派です。理由はないです。
・ダイソー/付箋
わからない問題、参考書の重要なところなどに貼って使っています。
付箋を色分けとかして上手に使ってる人って頭良さそうですよね。
僕はへったくそです。
よく考えずベッタベタ貼っつけてます。
本当は少し透けてる粘着度の強い付箋が欲しいんですが、地味に高くて買えてません。
金銭感覚がおかしい自覚はあります。
・無印良品/三角クリップ
正式名称は忘れちゃいました。
そんで撮り忘れました。
問題集の取り組んでいるページに挟んでブックマークとして使っています。
前まで使っていた三角クリップは無くしてしまったので、今はてぃらみすに貰ったものを使っています。
・MIDORI/MULTI RULER
高校に入ってから定規を使う機会はほぼ無くなりましたが、入れてて困る物でも無いので。
コンパクトで使いやすい、良い定規です。
真鍮製とかカーボン製の定規の方がロマンがあって好きですけど、どう足掻いても透明定規の使いやすさには敵わないと思います。
これ7と9の穴で円作れる人存在するんですか?
あとがきとおしらせ
最後まで僕の記事を読んでくれてありがとうございます。
今回は文字数が5800ちょいの長編でした。
辛抱強く読み切ってくれてありがとうございました。
気候が一、二週間で変わりすぎてて、前書きの季節感が若干ずれてます。
そして現在はゲリラ祭り。ひっでぇや。
先月、少しの間Xに復帰していました。
理由は「夏休み前に皆で娯楽系アプリを全て消す儀式をします。」という担任のおっかない発表があったので、じゃあここで一旦区切りにしようという考えからです。
インスタはスクリーンタイムを5分程度に設定して細々と続けています。
やはり交流が増えるというのは楽しい。
アンケートなども取れるので読んでくれている方々の意見を聞いたりもできてとても便利です。
今回低クオリティの写真に加えて過去画まで持ち出しております。
この記事の文も新幹線の中で一気に書いてます。
色々と雑なうえに謎にテンションの高い記事になりました。
見苦しい記事になっていたらごめんなさい。
できるかぎり記事の質を下げたくはなかったのですが、いかんせん時間がありません。
そうです。時間がないです。まじで。
1日の中での空き時間も、残り時間も。
というわけで、撮りだめを放出しきったらまたSNSでの投稿をお休みしようと思います。
noteは来月の筆箱紹介で終わりにします。
筆箱紹介10までは書き切りますよ!
来年遊びまくるために頑張ります。
では、筆箱紹介9でした。
またね。