僕の収集趣味のあり方
窓と申します。
最近の気づきは、「自分は硬い椅子のほうが集中できる」です。
僕は文房具が好きです。
それはまぁ、今までの記事を見てもらえば一目瞭然です。
初めはシャープペンに興味を持ち、次第にボールペン、筆箱・・・と、徐々に「筆記具」に収まらず、「文房具」全体が好きになっていきました。
文房具という沼にどっぷりと浸かりこみ、今ではこんなふうに写真や記事を投稿するようにまでなっています。
ここまでハマれているのは僕がもともと「字を書く」というのが趣味だからでしょう。
もともとあった「日記」という趣味と合致し、万年筆も好きになりました。
こう考えると、僕の今までの趣味が様々なところで繋がることで今の趣味が形成されているように思えます。
では、僕の「文房具好き」を形成している最大の要素はなにか。
それは「収集癖」です。
これはもう生まれ持った特性なのでしょうか。
思い返してみれば、2〜3歳のころから石や虫、貝やビー玉などをずっと集めています。
この「手元いっぱいに好きを集めたい」という欲求のままに育ってきた13年間。
そこでついに「文房具」という趣味に出会うのです。
幼馴染に勧められてこの世界に足を踏み入れた4年前。
前述した、「字を書く」「日記」その他さまざま、そして「収集癖」
これらと運命的な融合を果たした結果、今の僕というモンスターが出来上がりました。
僕の「収集癖」には傾向があります。
それはたくさん集めて良いものを残そうとすること。
僕の「収集」はただ集めることではないのです。
まずは量を集めます。
どんな趣味にも幅はあります。
文房具だったら透明なものや金属製のもの、木製のもの、廃盤など。
そういったものを触ったり調べたりしていって、様々なものが集まります。
次はそれらを厳選していきます。
自分が好きな柄、質感、使い心地など。
評価基準はさまざまですが、要するにフィーリングです。
「なんか好き」なものを手元に残し、他のものは人に譲ったり売ったりして全体の数を減らしていきます。
そうして残ったものはどれもこれもが自分の「好き」に当てはまるもの。
それらを眺めたり使い熟すことで、「自分はどういうものが好きなのか」が分析できるのです。
つまりは「好き」の抽出ですね。
オーディションと捉えても良いでしょう。
この工程を踏むことで自分の好きなものがわかります。
それを理解することで、より自分の好みにドンピシャなものと出会いやすくなるのです。
皆さんにもあるでしょう?
運命としか言いようのないほど好きなものが見つかる瞬間。
思わず衝動買いをしてしまった経験。
僕はあれが大好きです。
嫌なことなどすべて吹き飛ばしてくれる、あの瞬間のために僕の趣味はあります。
あの瞬間だけで構築された理想形を目指す。
趣味を通して自分を知る。
これが僕の収集趣味のあり方です。