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寒くなってくると

寒くなってきたな
なんてこの時期。

ふーっと思い出すのは子どもたちとのクリスマス準備のこと。

寒くなりだすと、
手仕事スタートの時期。


部屋にも、
手仕事スペースが登場。

あちこちで集めたきた木の実やツル。
羊毛に毛糸や布を準備して。


クリスマスってどんな日にしよう?

プレゼントがもらえる日?
違和感しかなくて。

「ありがとうの日」に決めた。

出会ってくれた人、
想う人がいることに
ありがとうを贈る日。

そう決めて一緒に、
贈り物を手作りしながら、
ありがたいねタイム。


豊かな時間だったなぁなんて
思っていたら、

「ね、お母さん。
今の時期、クリスマスのことめっちゃ思い出すわ。

みんなが親がサンタさんだったって知った時に、
がっかりしたって言ってたんだけど。

わたし、違ったんだよね。

サンタであってくれる大人が
めっちゃカッコいいなって思ったんだよ」


サンタからの手紙に、
ベランダにちょっと落としておいたトナカイの毛。
あれこれ、工夫したっけ。


子どもの見えない世界を
真剣に守れる大人でありたい。
そんな風に思わせてくれた大切なバイブル。

ファンタジーの巨匠が、
子どもの世界とどれだけ真摯に向き合っていたのか。


親である前に、
大人であること。


秘密だったわたしの教科書。
そろそろ子どもたちにも手渡せるかな。

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