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オンライン講座を受講してみた

今日は元奨励会の山下祥先生のオンライン講座「高段者の指し方に学ぶ上達の秘訣」をこっそり受講しました。



山下先生の大会での実戦譜を並べながら、対局中にどんなことを考えていたのか話してくださるという講座。今日が初回で毎週水曜日に実施されます。

プロ棋士の自戦解説というのはわりとよくありますが、アマチュアの方の自戦解説講座は珍しいです。まずは山下先生が自分でコメントしながら並べていき、その後に受講生の皆さんから質問をうけながら再度細かく説明していました。

「指し手を決めておくことで時間の消費を少なくする」とか「ここで端歩を受けたのはミレニアムが嫌だった」「相手はここまで3分以上使っていたけれど、こちらは30秒くらい」という話を聞いていて、実はプロの講座よりもアマチュアの方には実戦的で役立つかも?と思いました。プロの将棋とはスピード感が違うんですよね。

(プロの場合、女流棋士だと2時間以上、棋士だと3時間以上の持ち時間の対局が多いです。テレビ棋戦など短時間の将棋もありますが、基本的に長い対局に慣れています)

進行役は高橋香代さん。山下さんとはご近所でもともと交流があり、普段から将棋を教わっているので息もぴったり。四間飛車党で初段まであと一歩!!という棋力なので聞き手として自然でとても良かったです。しかもチャットでポイントをまとめてくれるのがとてもわかりやすい!!

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81道場の盤面は矢印→や丸印○が描けるので、「この飛車が角の筋で狙われやすいんですよ~」と言いながら下の図のように盤面に示してもらうと、符号で説明されるよりも視覚的にわかりやすいですね。

山下講座2

受講生の方々もだんだん慣れて、質問や感想を話してくださるようになり、良い雰囲気。山下先生はゆっくりと丁寧に話してくださり、わかりやすく形勢に差がつくまで変化を進めてくれるのでとても納得感のある説明でした。

(私はつい早口で喋ってしまう&結論を急ぎがちなので、物凄く参考になりました。見習いたい)

来週以降も講座は続きます。次回は相振りがテーマ。ぜひご受講ください☆

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