短歌の付句してみました、第一弾まとめ

Twitterの鍵垢を外し、短歌人として名前を置かせてもらうきっかけとなった付句が増えてきたのでまとめます。


「AIの吐く二酸化炭素」
パソコンも腐りきったし明日からは AIの吐く二酸化炭素

「胸に秘めたる密かな呪い」
「きみだけを、愛し続けていいですか?」胸に秘めたる密かな呪い

「その質問の続きはウェブで」
レンアイを完璧にする方法は その質問の続きはウェブで

「私はなにで出来ているのか」
宇宙からパーツ集めてみたけれど私はなにで出来ているのか

「これだから恋愛はろくなことがない」
これだから恋愛はろくなことがない平気でリップグロスとか買うし

「寂しさを埋められるならまだいいか」
寂しさを埋められるならまだいいか 君に逢いたい、君は逢いたい?

「銀色の蝶つがいを閉じ込めて」
銀色の蝶つがいを閉じ込めて ここからふたり、邪魔しないでね

「例えばそれが神だとしても」
恋しさを愛しさにとはできなくて 例えばそれが神だとしても

「どうせこの世の全ては傀儡」
すぐバズる すぐにバグるし だからもうどうせこの世の全ては傀儡

「しあわせだって色々あるよ」
嫌いでも愛したりする私はね、しあわせだって色々あるよ

「きみのせいだよ」
ねぇ分かる?思わせぶりはしょうがないかもしれなくてもきみのせいだよ

「君にもう会えない夜に殺される」
君にもう会えない夜に殺される まだ好きだとすら言えてないのに

「祈りのように頭を垂れる」
終わっても終わらなくてももういいや 祈りのように頭を垂れる

「リストカットはまだしてません」
泣きすぎて意味分からなくなってもね リストカットはまだしてません

「恋などどうでもいいくらいに」
会いたいし言葉交わして笑いたい 恋などどうでもいいくらいに

「創作を空の青さに染めていく」
創作を空の青さに染めていく まだ知らないことたくさんあって

「夜のくらやみ刻む秒針」
どこからが寂しさなのか分からない 夜のくらやみ刻む秒針

「もうすぐ雨が降りそうなそら」
片想いだけくり返す、この予感 もうすぐ雨が降りそうなそら

「大人って泣かないんだと思ってた」
大人って泣かないんだと思ってた だからすぐ泣くわたしは子ども

「プラネタリウムで眠る確率」
横になる君がとなりにいてくれて プラネタリウムで眠る確率

「夏はもうすぐそこなのに」
夏はもうすぐそこなのにきっとたぶん好きな人は彼氏にならない

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