現役日本語教師が教える!検定リアル合格術
こんにちは!現役日本語教師・日本語教師のためのメンタルコーチ Madokaです。
さて、突然ですが質問です。日本語教師にとって1年に1度のイベントと言えば・・・
日本語教育能力検定試験(以下、検定)ですよね!
今年初めて受ける方も、今まで不合格で「今年こそ!」という方もいらっしゃると思います。(中には毎年合格し続ける強者も・・・)
この試験、軽~く勉強するぐらいでは、なかなか合格できないんです。(経験者は語る 笑)
〇年前の4月に日本語教師養成講座を受講し始めた私。最初のオリエンテーションで、担当者に
「GW明けには試験対策を始めたほうがいいですね。」
と言われ、「マジかー!!!!」と思ってしまいましたw
でも、早く日本語教師になりたかったし、養成講座を始めるのと同時に試験対策も徐々に始めていきました。
参考書や問題集とにらめっこし、大金払って検定対策講座も受講。あの時はとにかくがむしゃらに暗記していました。
そして、結果は・・・
不合格。
Ω\ζ°)チーン
養成講座の教室で、合格した人たちがキャーキャー騒いでいるのを横目に見ていたわたしは、その輪に入れなかったことがとても悔しかったし、
合格した人たちのことを心から喜べませんでした。
そんな自分のことをとても情けなく思いました。
そして、次の年。
養成講座は修了したのですが、別途検定対策講座を受講しました。2年目は割引になるとはいえ、わたしにとっては大金でした。だからこそ、
もうこれ以上、お金をつぎ込みたくなかった。
もうこれ以上、お金をつぎ込みたくなかった。
しかし、実は養成講座を修了したのと同時に7月から日本語学校に就職したので、日々の授業準備に追われ(日本語教師あるある!?)、試験本番までの4か月間、満足に試験勉強する余裕はありませんでした。
とりあえず、次の年もまた検定受けました。結果は・・・
合格しましたー(((o(*゚▽゚*)o)))!!!!
ポストから合格通知を手にした瞬間、もうね、
手、震えましたよ。マジで。
痙攣か、と思うぐらい手が震えました。
でも、ちょっと待ってください。
わたし、本当に試験のラストスパートと言うべき時期に、授業準備に追われて満足に試験勉強ができなかったんです。
では、なぜそんな状態だったのに合格できたと思いますか?
それは、実際に教壇に立っていたからだと思います。
検定対策の類いでは、あまり言われてこなかったけれども(少なくともわたしは)、
実際に教壇に立つことが検定合格には大切なのだと思います。
現に、わたしと同時期に合格したのは、全員現役の日本語教師でした。
確かに不合格だった時と、合格した次の年と、同じ問題集で勉強していました(問題集を優雅に買えるお金なんてなかった笑)が、全く違う観点、つまり教える立場の観点で考えられるようになりました。
同じ問題を解いているのにもかかわらず、新鮮な気持ちで問題に取り組めるようになり、もちろん大変でしたが、不思議と楽しかったです。
今年、検定合格を目指す方、
1回でいいから、教壇にまず立つことをおすすめします!
JLPT(日本語能力試験)やEJU(日本留学試験)、入管法の概要など、実際に関われば自然と頭に入ります。(無理して覚えなくてもいいんです!)
もちろん、覚えなければならないこともたくさんあります。
しかし、その知識をアウトプットすることが大切です。
特に10月から日本語教育機関への就職を敬遠する方(検定も10月ですからね!)が多いとのことですが、
最後の仕上げとして、検定対策で学んだことを生かす格好のチャンスだと思います。敬遠するのは、非常にもったいないです。
さあ、今年、合格通知をもらって、手を震わせ(!?)ましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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