【日本語教師向け】学生を信じろとは言うものの
こんにちは。現役日本語教師・日本語教師のためのメンタルコーチ のMadokaです。
緊急事態宣言が解除され、ようやく6月から対面授業が始まりましたが、みなさまのいかがお過ごしでしょうか。
直球で質問します。
日本語教師のみなさん、学生のこと、学生の可能性を信じていますか?
わたしは「ノー」でした。いや、今だってだいぶムラがあります。
だって約束の時間には来ないし、言うこと聞いてくれないし、そんな相手をどうやって信じろって言うんだよ…( ゚д゚)と思うこともしばしば。
でも「学生のことを信じることは大切。学生の可能性を信じなさい。」とも言われてきました。
う、うん。分かるよ…頭ではね(°_°)
そんな時に
今日、あるコーチング関連のワークショップに参加してきました。内容は2人組のペアになり、1人(仮にAさん)が「自分の夢や、ありたい未来」を相手(仮にBさん)に2回伝えます。
その際、1回はBさんは心の中で「できる!できる!」という気持ちで聞きます。
もう1回は「そんなのムリ!ムリ!」という気持ちで聞きます。
気持ちが極力顔に出ないようにBさんは聞きます。
AさんはBさんがどちらの気持ち(できる!できる→ムリ!ムリ!、かその逆の順番か)で聞いているか知らされていません。
すると…!!
不思議なことに自分の夢やありたい未来をBさんに話す際、1回目と2回目で大きな違いが感じられました。
1回目は自分の夢やありたい未来がすらすら出てきて相手にスムーズに伝えることができました。さらに前もって言おうと思っていなかったことも、Bさんに伝えているうちに新しいアイデアがどんどん出てきました✨
それに対し2回目は、同じことを同じ相手に言っているはずなのに、
語彙がスムーズに出てこない!(日本語なのに!日本語教師なのに笑!)
伝えたいことが伝えられない!
他のペアが話している内容が妙に耳障りになり、集中できない!
という不思議な体験をしました。
このワークの後で、Bさんは1回目は「できる!できる!」という気持ちで聞いてくれていたのに対し、2回目は「そんなのムリ!ムリ!」という気持ちでわたしの話を聞いていたことを知りました。ちなみにわたしのペアだけではなく、他のペアでも似たような結果が得られました。
他者の、自分に対する気持ち一つでパフォーマンスがこんなにも違うことを知り、学生に対する関わり方について大きく考えさせられました。
つまり、学生が持っているリソースを最大限に引き出すのも、その逆も、学生の可能性を信じるかどうかなのかも、と強く思ったワークショップでした。
これについてはまだまだ勉強中なので、また気がついたことがあったらシェアしますね!
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最後までお読みいただきありがとうございました😊
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