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自己紹介【2021年9月版】:ハーバード留学
土田まどかです。
東大の博士課程の大学院生をしています。
実は先月より、ハーバード大学への留学のため、アメリカのボストンで暮らし始めました。留学期間は2021年8月~2022年5月です。
私の専門は、文化人類学という世界中の人びとの暮らしを探究する学問分野ですが、もともと大学の学部は東京藝術大学で音楽学を学んでいました。
そう、私を研究へと突き動かす「問い」は、人の暮らしと音楽に関わっています。
人はなぜ音楽をするのだろう?
耳が聞こえない人たちにも「音楽」はあるのだろうか?
そこで、バリ島(インドネシア)のブンカラ村というところで、2019年~2020年春までフィールドワークを行いました。
その村は遺伝的に聴覚障害の出生率が通常より高く、独自の村手話やろう者のダンスで知られるからです。
これまでの私の来歴や研究、そしてこのnoteの読み方については、ぜひ2021年5月版の自己紹介記事をご覧ください。
さて、ご縁があり、2021年8月からの1アカデミック・イヤー(学事暦1年分)をハーバード大学で過ごすこととなりました。
正確には、ハーバード・イェンチン研究所という機関に研究学生として所属しています。
イェンチン研究所では、日本や中国、シンガポールなど出身の「アジア人」の文系研究者を支援しており、奨学金付きの研究プログラムを年ごとに様々な分野で開催しています。
今年は言語人類学というコミュニケーションに関する分野で開かれ、
かつ主催教授がニコラス・ハークネス先生という「ことば・歌の声の質」を研究する人類学者であることを知り、応募しました。
(イェンチン研究所HPでの自己紹介ページはこちらのリンクからご覧いただけます。)
今後このnoteでも、ハーバード生活で「目からウロコ」だったエピソードや
世界の見え方の変化もご紹介する予定です。
お楽しみに!