すずきまどか/【連載】神ねむ

34歳で不眠症になって、5年かけて39歳で克服するまでのことや、睡眠について日々気をつけていることなどを思いつくままに書いていきます。薬のことや治療のことなど、普通のメディアで書きづらいこともフラットに書き残しておきたいので、noteにしました。

すずきまどか/【連載】神ねむ

34歳で不眠症になって、5年かけて39歳で克服するまでのことや、睡眠について日々気をつけていることなどを思いつくままに書いていきます。薬のことや治療のことなど、普通のメディアで書きづらいこともフラットに書き残しておきたいので、noteにしました。

最近の記事

【第5回】人一倍、自制心があると思っていた私が「薬漬け」になるまでの3年間

最初に読者の皆さまに感謝を 不眠症がやっと完治して湧いてきた気力と体力を、今も不眠症に悩んでいる人に向けた「何か」に使いたいと考えて始めたこのnote。平日は仕事に追われて時間がないので、こうして週末に1本書くことをルーティンとしてコツコツ続けて2か月ほどが経ちました。 1週間に何人か「スキ」や「フォロー」をしてくださったり、自分の周囲の仕事仲間や友人からも「読んでるよ!」と声をかけていただいたり、本当にありがたいなあと感じています。 当初は、月に2本でほそーく、ながーく

    • 【第4回】「処方箋だけ出してくれたらいい」それが地獄の入口だった。

      このnoteを書いている今日は土曜日。7時間、途中でトイレに目が覚めることもなく、深く、深く眠って本当に気持ちのいい朝を迎えました。 よく眠って、身体中の細胞が生まれかわったようにプルプル元気に弾み、脳内の血管をピカピカの血液がサーッと清々しく流れているように感じられます。文字通り、最高の朝です。 「ああ、神様、本当にありがとうございます。こんなにも、ぐっすり眠らせてくださって」 肩甲骨をコキコキ鳴らしながらベットから起き上がり、私は心の中で神様にお礼を言いました(熟睡

      • 【第3回】5年間の結論:多忙から不眠症になるメカニズムはこんな感じ。

        前回は、一日の労働時間8時間以下で物理的にはそこまで忙しくなかった私が、「脳みその忙しさ」から不眠症になった話を書きました。 今日は、私が感じている「多忙から不眠症になるメカニズム」を言語化してみます。 いつか、不眠症に悩んでいる皆さんに「何が原因で不眠症になったのか」を順番にインタビューしていきたいなと思っているのですが、不眠症になる原因はさまざまです。私のように仕事が忙しくて不眠症になる人もいれば、大切な人を亡くした寂しさから不眠症になる人もいますし、育児、介護、離婚

        • 【第2回】不眠症の原因になったと思われる2つの「お仕事ツール」

          とにかく「脳みそ」が忙しかった 前回、「そういえば、どうして不眠症になったんだっけ?」とその原因について思い当たることをつらつらと書き始めました。 会社を辞め独立してから2年ほどが経った頃、寝つけない日が続いていた私の中にあった「不安」と「多忙」。 「不安」については前回書いた通りなので、今回は「多忙」について。 この「多忙」という言葉には、分解していくと実はいろんなニュアンスがあると思っています。そして、不眠症におちいり始めていた私にとっての「多忙」とは、 毎日予定で

          【第1回】そもそも、なんで不眠症になったのか記憶をたどってみた。

          会社を辞めて2年くらい経った頃だったと思う 前回書いたように、34歳くらいで不眠症になって、37歳で治そうと決意し、39歳で一応「治った」と言える状態になったわけですが、 そもそもどうして不眠症になったのだろう? と考えてみると、その原因はイマイチはっきりしません。 でも、記憶をたどってみると、不眠症におちいった当時の私の中には「焦燥」と「多忙」がありました。 夜、ついつい考えごとをしてしまって寝つけない日が続いたのは、会社を辞めて独立してから2年ほどが経った春のこと

          【第1回】そもそも、なんで不眠症になったのか記憶をたどってみた。

          【第0回】不眠症が治ったから、不眠症のことを忘れないうちに書き留めておきます。

          34歳で不眠症になりました はじめまして、鈴木円香と申します。 いきなり年齢を書くのも変ですが、流れ上書いておくと、今41歳です。 もともとは出版社で本をつくる仕事をしていましたが、9年前に独立してからは女性メディアの編集長やったり、TVのコメンテーターやったり、地方創生プロジェクトをやったり、広報PRの会社を経営したり、いろんなことやってきました。そして、そのつどいろんなテーマで情報発信をしてきましたが、このnoteでは、ただただ「不眠」のことだけを書いていこうと思いま

          【第0回】不眠症が治ったから、不眠症のことを忘れないうちに書き留めておきます。