頭皮から髪も体も健康に!
こんにちは。
キルクルスの藤田 円です。
本日、みずがめ座の満月にお届けするヘナメールの第2回目。
テーマは「健康は頭皮から!」です。
日本には昔から髪を大切にする文化があります。
たとえば、「濡れたカラスのような黒い髪」「髪は女の命」など
髪が美の象徴として捉えられていることがわかります。
また、その人らしい髪型をした人に出会うと「素敵だな」と感じますし、
ツヤやハリのある髪は全体的に健康な印象を受けます。
先日、長年ヘナを愛用されている方(50代女性)が、
「この歳でこの長さで枝毛が一切ないことに、美容師さんがびっくりしていました」
と話してくださいました。
ヘナを定期的に使っていると、紫外線や乾燥など
外から受ける刺激によって生じる傷みなどが軽減されます。
ヘナは髪や肌を染めるだけでなく、天然のシリコンとしても作用してくれるからなのです。
これには、ローソン(Lawsone)という色素成分が関係しています。
そしてもう一つ重要な成分は、ポリフェノールの一つであるタンニンです。
この成分がヘナの発色を高め、トリートメント効果にも役立ちます。
さらに、ローソンは、肝機能を整えていらないものを排泄する、〈肝臓のトニック(強壮剤)〉とも言われています。
ヘナを頭に塗ると、このローソンが経皮吸収され、
血流に入って全身に行きわたり、
やがて肝臓にも届きます。
肝臓が動くと、その周りの胆嚢などいろいろな臓器も動くので、
消化も助けてくれます。
また頭皮にヘナをのせると血行が良くなることで、
頭が緊張して硬くなっている人は緩み、
頭がむくんでいる人は水分代謝が良くなりむくみが落ちつきます。
ちなみに頭皮の血行促進が育毛促進にも!
これは、どのヘナでも一律にして起りますが、
ローソンの含有量によって効果は変わってきます。
リバイタライズヘナは、100グラムにつき2.8グラムのローソンが含まれています。
これはインドで栽培されたヘナの約3倍に相当するのです!
ところでなぜ、沖縄産のリバイタライズヘナには
インド産よりもローソンが多く含まれているのでしょうか?
これは、環境要因、特に土の影響だと考えられます。
実は沖縄でヘナは、南側の土壌でしか育ちません。
南側はサンゴなどが堆積した海の地層からできている土壌で、
栄養分がヘナに合っているのでしょう。
〈レシピ:暑い時の熱冷まし〉
ヘナを頭に塗ると、頭の熱感が取れてとてもスッキリします。
ただ、頭に塗るのはちょっとめんどう。
そんなときには、次の方法がおすすめです。
◯足裏へ塗布
手軽な方法として、この夏、一番のおすすめは足裏塗布です。
ヘナ(25グラム)を水(90グラム ヘナ量の3.5倍ほど)で溶き、
塗布してもたれないくらいのかたさにします。
これを足の裏にヘラなどで塗ります。
あまり時間を置きすぎると肌に色素がついてしまうので20分くらいがおすすめです。
(治療では1時間ほど置くようです)
その後足湯をしても!
※足の大きさや湿度などによってヘナや水の量をお好みで調節してください。ラップで足を包んでも。
◯足湯
そしてもうひとつ、夏におすすめなのが足湯です。
たらいに体温ぐらいのぬるま湯(3リットル)を用意して、そこにヘナ(12グラム 大さじ2)を入れてください。
ほてった体が落ち着いてきます。
※使う容器の大きさによってヘナや水の量をお好みで調節してください。
※豆知識
ローソンの由来は、スコットランドの植物学者、アイザック・ローソン(Isaac Lawson, 1704–1747)にちなんで名付けられたヘナの学名Lawsonia inermis に関連しています。
次回は〈乾燥〉をテーマにお話します。
それでは次の新月までごきげんよう!
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