家を手放した英語教師よしかわ先生の話②
同じ方の話が続きますが、全く違う内容です。
英語教育手法の一つである“ストーリーテリング”についてのお話になります。
絵本読み聞かせとは全く違う
ストーリーテリング、という学習導入の手法が大変有効でこれからも勉強していきたい、というよしかわ先生でしたが、この手法、私はこれまでよしかわ先生とは違う感覚でレッスンで使っていたことに気付きました。
私のいた英語教室では、幼稚園児であれ小学生であれ、テキスト以外『読みもの』が教材の中にありました。これを使う時、私たちはこれをストーリーテリングとよび、レッスンの導入部分で使います。
年齢を問わずこの導入が大切なのは、その後扱うテキストのキーフレーズが必ず物語の中に含まれるからです。実際にはこんな風に使われるんだよ、ということを自然に子供たちに伝えることが出来ます。
しかし、よしかわ先生の話だとストーリーテリングは教育法としてしっかりと確立されたものであったようなのです。
“ストーリーテリングとは、その後の授業に興味を抱き、内容を聞き手に強く印象付けるためのもの。”
改めて、なるほど。
私たちが決して『絵本読みきかせ』あるいは、『読み聞かせ』と呼ばなかったのには、こんなしっかりした理由があったのです。
そして、今回の新発見は
ストーリーテリングとは、その役割をきちんと果たしていれば、読み物の読み聞かせに限ったことではない、ということでした。
例えば、大手予備校の先生などがよくされる、いわゆる雑談。これも立派なストーリーテリングになるそうです。
ただ注意点は、自分語りにならないこと。
それはそうですね。
しかしこんな雑談なんかも立派にストーリーテリングに含まれるんだ!というのは、衝撃的でした。
雑談は、雑談に終わらず
子供たちの学習意欲が増してくれてはじめて意味があるのですが、自分に当てはめて考えてみても“楽しい”と感じることは、何よりも大きな動機付けになるような気がします。
よしかわ先生から、いろいろ発見です。
それでは、また!
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