エッセイ:100円ショップは宝の山
100円ショップは教師にとって宝の山だ。大げさかもしれないが、たくさんの教師グッズが揃っている。
教師になりたての時は何も持っていないので、必要なグッズを集めると結構お金がかかる。
でも、ペンやノートなどの文房具をはじめシールやスタンプ、パーティーグッズ、知育玩具…100円ショップに行くと安くて何でもそろっている。
ペンやファイルは普段の仕事に使えるし、シールやスタンプは子ども達にご褒美であげられる。
パーティーグッズは学期末のお楽しみ会に使えるし、知育玩具は特別支援学校にいた時に大活躍だった。
その中でも私が一番使っているのは指し棒だ。もう7年ぐらい前に買っただろうか。
私は背が低いので、黒板の上まで手が届かない。でも指し棒を使えば、届かないところまで指すことができる。
そして、子ども達は指し棒で指しながら説明するのが大好きだ。普段なかなか発表できない子も、指し棒で指して説明したいがために挙手して発表したりする。
さらにこの指し棒、ボールペンにもなっている。この話を子どもたちにしながら指し棒を長くしてボールペンで書くと面白がってくれる。
学級担任を持っていないと授業以外で子ども達と関わることが少ないが、授業前に指し棒を通して話が広がったりする。
たかが100円、されど100円。
今でも100円ショップに行くと、ついついシールやらスタンプやらグッズを見てしまう。
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