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小学校教員5年目のための、「ちょっと待った。」が言える先生に
「ちょっと待った。」とは子どもの動きを止める言葉です。むやみに使うことはありませんが、例えばこんな時に言えるようにしましょう。
1 体育で危ない動きがみられた時
例えば、マット運動や跳び箱で、前の子の技が終わっていない時に次の子が技を始めてしまった時。これはぶつかったら大怪我につながりますから、子どもの動きを止めて指導しなければいけません。
2 算数や国語であやふやな言葉が聞こえた時
九九を覚える時や国語の詩の暗唱の時に全体で声を出しながら覚えますよね。そのときにあやふやな言葉が聞こえたら一回止めましょう。あやふやということは、しっかり覚えている子と覚えられていない子がいるのです。もう一度教科書で確認してから再度全体で言わせてみましょう。
3 いじめが見られた時
もうこれは言うまでもありません。仲間外れをしている時やふざけている、じゃれていると見せかけてたたいたり、蹴ったりという場面が見られた時はすぐに止めましょう。毅然とした指導が必要です。いじめはどこの学校、学級にも起こりえることです。未然に防ぐことが大切です。
4 教員に対して失礼な言葉遣いが聞かれた時
子ども達は慣れてくると教員に親しみを持ちます。すると教員にも友達に対する口調と同じでタメ口になってしまうことがあります。でもそこはきちんと言い直させることが大切です。
教員だけではなく、目上の人には敬語を使うということは社会に出てからも必要になってきますので、教えていきましょう。
大体の場合、子ども達は悪気があってタメ口になっているわけではありません。親しみを持ってくれるのは嬉しいが、友達ではないということを伝えましょう。また、教員側も日頃から言葉遣いは気をつけていきたいですね。
「ちょっと待った。」を効果的に使って規律のある教室を作っていきたいですね。
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