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零シリーズ Wiiや初期プレステのグラフィックの魅力について語る

最近 あるホラーゲームをしていて普段あまりゲームをすることが無いのですがすっかりハマってしまいました。

零シリーズの月蝕の仮面です。元々15年前くらいにリリースされたソフトで存在は何となく知っていました。 私はWiiを持っていないのでSwitchのリマスター版をプレイしています。
とにかくグラフィックが繊細で恐怖と美しさが混ざり合う世界観にすっかり夢中になっていて。そこまで私もホラーに耐性がある方では無かったのですがとにかくデザイン、世界観やシナリオなどの作り込みが素晴らしくて作品を楽しめています。

そこで、他のシリーズも気になってインターネットで色々検索してみていたらリマスター前のWii版のものが出てきて紹介映像やゲーム実況などを観てみました。15年前だったりして少しグラフィックに粗さがあるものの、この時代にこの技術か…と関心してしまいました。リマスター版とはまた違う魅力も感じられます。

リマスター前のWii版 グラフィック

同じキャラクターですが無機質で本当にバーチャルって感じ。シーンでの表情もそれを感じさせます。
人間にはない、人間離れした魅力とドールに近い質感。同じシーンではないので分かりにくいですが配色もそんな感じがします。とても芸術的。
造形も少し幼い感じがあります。
表現が難しいところではありますが 人間の形をしているけどそうでない、人工的に人間を作り出し、それが限りなくヒトの真似をしているような。
そこに美しさを感じました。動作も見てみるとやはりそんな感じがあってとても良かった。これは初期版にしかない魅力だと思います。

現在のリマスター版はとても洗練されていて人間に近い感じもあって、確かにバーチャル特有の良さも残っているのですが初期とはまた違った魅力がある。透明感が増したような感じです。それにヒトとしての解像度が高い。初期が古い球体関節人形だとするとリマスター版はそれが元になったアニメドールに近い感じかも。美しい映像作品を見ているような楽しさがあります。人間以外の解像度もあまりに高く、仮想現実 という言葉ぴったりと言う感じです。

古さも相まって、ホラーゲームって感じなのは初期版かもしれないですね。
機会があったら是非初期版もプレイしてみたいです。

ホラーゲーム、零以外にも他にも気になるシリーズがあったりコンセプトに関しても今後もっと触れていきたいのでまた気が向いたら記事を書きます。
おやすみなさい

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